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鬼飼いと紅葉

僕は色付く木々の下に居て

落ち葉の

乾いた音をさせ

踏み歩くんだ

赤色の落ち葉を

目にした僕は

一瞬 躊躇うのだ

夢の中の僕は

血の色から目が離せずにいて

肌に付いた血を

手で掻き集めていた

血は誰の…?

なんて…

血の赤色と薫りに酔っていた

あの血が

僕を酔わせるんだ

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