神の骸に咲く花
もう…
其の姿に
皮膚の一片さえも無く朽ち落ち
頭蓋骨も土の上
「威厳さえも朽ちたか…」と
身体を木に喰われ
根に折られた骨が無残な姿だ
赤い花を咲かせた木が
勝ち誇っている様に見える
骸は連れ帰れない
ならば
花の付いた一枝を変わりに…と
郷に持ち行く
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もう…
其の姿に
皮膚の一片さえも無く朽ち落ち
頭蓋骨も土の上
「威厳さえも朽ちたか…」と
身体を木に喰われ
根に折られた骨が無残な姿だ
赤い花を咲かせた木が
勝ち誇っている様に見える
骸は連れ帰れない
ならば
花の付いた一枝を変わりに…と
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