ある日父親が倒れた 2回目

都立病院を退院した父親がまた倒れた!と連絡があったのはいつだったか。
まだ私は一人暮らし中。
確か退院してから半年も経たないぐらいでまた再入院。
いい加減にしろ

ようやく喋るのも歩くのもどうにかできるようになったのに!
前回都立病院だったから、今回はスムーズに同じ都立病院に入れました。

脳の血管がまた詰まって体はさらに硬直しましたが、都立病院の適切な処置と厳しいリハビリで2ヶ月で退院しました。

ただ家はバリアフリーではないので、身体障害者支援のために、風呂場、トイレ、茶の間に手摺がつき、ヨタヨタしながら移動は出来ました。
仕方がないので私も実家にかえり、職場には実家から通うようにし、今までの家賃分7万円を実家に入れるようになり。

ところが会社が潰れることになったため、私は無職になりました……。

家族が揃って父親の世話も割り振りができるようになったため、職金の一部で「最後の旅行」になりそうなアイスランドへ1人で行ったんですが、帰ったらまた介護かと思ったら飛行場までの送迎車で、民宿のお姉さんに「帰りたくない!」と泣きつきました。

でも帰って新しい仕事を見つけないといけない義務感で帰りました……

続きは父親と母親の経営していた商店が取られる話になります。

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