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今スグはじめれる映像プラニングのやり方とリソース紹介②トリートメント編
何か映像作品を作りたいと思った時、何から始めたらいいのかな、と戸惑うことはありませんか?そんなあなたが今日から始めれる、プラニングの方法とリソースの第二回トリートメント編の記事を公開します。
皆さんは”トリートメント”と呼ばれるものご存知ですか?これは主にミュージックビデオ業界で使われる業界用語です。これらは何よりもテンション感やビジュアルを大事にするミュージックビデオでは必須なもので、物によって Mood Board、シーン、ロケーション、また衣装などをまとめたPDF資料をさします。例を出すと、アメリカの音楽業界では主に色々なDirectorがコンペでトリートメントを提出し、選ばれた人がアーティストのミュージックビデオを担当するというシステムが一般的です。
1. Mood Board
ムードボードは自分のプロジェクトにあいそうな画像や素材を合わせたjpgを指します。ミュージックビデオではビジュアルイメージの共有、テンション感の共有がとても重要です。だからこそ、文字よりも画像や色を使って、一枚で必要情報のすり合わせができるMood Boardがとても重要なのです。
2. Scenes
最近のHip-hopのミュージックビデオなどではあまりコンティニュイティーや物語の流れは重要にはなってこないこともありますが、何か映像を作るとき、シーンリストやある程度の起承転結を決めておくと編集のしやすさがグンと上がります。また作品の流れをタレントやレーベル先と共有するためにもシーンリストを盛り込んでいるトリートメントが多いです。
3. Outfit
これはトリートメントを作る人にもよりますが、自分はアウトフィットまで盛り込んでトリートメントを詰めたいタイプです。なぜかというとビジュアルにおいてファッションのスタイルや色などが大きな役割を果たすと思うからです。ミュージックビデオを撮るにおいて、何よりも演者、アーティストが輝くものを撮るというのがフィルムメーカーの仕事だからこそ、そこまでこだわり抜くことでクリエーターとしてさらに一歩上に行けるはずです!
4. Location
ロケーションは低予算のミュージックビデオにおいてもしかしたら、一番重要な要素の一つかもしれません!自分も予算ゼロの作品をなんども撮ってきました。自分の持ち寄せの機材しか使えないときは自分の足、目を使ってロケハンに本気で取り組むようにしています。それと同時にそこで写真をとり、トリートメントにロケーションのイメージ画像を盛り込むことでよりクリエーターとしてのあなたのビジョンをテーム全体に鮮明に伝えることができます。
5. 最強リソース 『Canva』
Canvaは、自分がトリートメントを作るときにはほぼと言っていいほど必ず使っています。色々なテンプレートや写真、イラストなどがあり時短+クオリティーの高いトリートメントを作るには最適です。PhotoshopやIllustratorが得意な人はそれらを使った方が細かい調節ができるのでこだわれるかとは思いますが、無料かつカンタンに誰でも使えるという点では、マスに優しいアプロケーションかと思います。
ちなみに、DesktopのApplicationとしてもダウンロードもできて、高い頻度で使う人にはとてもオススメです。
Canvaのリンクはこちら↓
https://www.canva.com/
自分が過去にとってMVをいくつか貼っておきます。参考程度にご視聴ください!では。
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