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ワルキューレに、マクロスΔにありがとうできた話

ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ~Last Mission~を観に行きました。

思い出として残しておきたいので、アニメ本編含めいろいろ書いています。
ライブのネタバレが含まれます。ご注意ください。
 


マクロスΔとの出会い

2016年、マクロスΔが放映開始になりました。
マクロスフロンティアの劇場版後編終了後にマクロスファンになったので、初めてリアルタイムで追いかけるマクロスとなったわけです。
キービジュアル公開時からカナメさん推しだったなあ。活動名の「叶芽」はカナメさんから取ってるくらいなので。カナメさんのような人になりたい、という想いから勝手に拝借しています。

私はカナメ・バッカニア推しです

1話の「恋!ハレイション THE WAR」(以下恋ハレ)からの「いけないボーダーライン」のワクワク感、そしてメサカナルートを確信したことをよく覚えてます。(カナメの危機をメッサーが助けるシーンあったよね?!)
4話の“Cosmic!”(「不確定性☆COSMIC MOVEMENT」のカナメパート) とか、もちろん8話~10話のメサカナ回とか、ワルキューレ結成秘話とか、カナメさん推しなので、カナメさんが話のメインになると嬉しかったなあ。
劇場版も前後編ちゃんと見ました。構成に文句はありますが(「りんごのうた」はFで言うランカのアイモなんだから前編から登場させとけよ!とか)、個々のストーリー(失恋後のミラージュの成長を描いてくれたり)はほんとに良かった。でもカナメさんは「メッサー」って呼び捨てにしないと思うんだよ、そこだけしっくり来てない。

初めての音楽ライブはワルキューレ

初めての音楽ライブがワルキューレでした。2ndの横アリ。(2017年"2nd LIVE in 横浜アリーナ「ワルキューレがとまらない」)
一人で行って、勝手がわからなくて、でも行ったら楽しくて、生で声優を見たのも初めてだったからみんなこんなに綺麗なのかとびっくりしたり、ファンの熱量がすごくてちょっと引いてしまったり笑
いろんな初めてをワルキューレと共に体験したんだよ。

劇場版後編が終わって、そのあとリボーンのライブ(2022年"ワルキューレ LIVE 2022 ~Waluküre Reborn!~")に行って、供給が無かったので熱が冷めてたんですよね。マクとまとかは見てなかったので。あと新しい推しに出会ったことも大きいかな。メンタル的にもいろいろあったし。
そんな時に今回のラスミが発表されたわけです。
最後なら行かなきゃ。さよならを言えないなんてさみしすぎる。

いざラストミッションへ

私はDay4(大阪丸善インテックアリーナ)とDay5(幕張メッセ)が現地参加、Day6がライブビューイングでした。

Day4

Day4は久しぶりのワルキューレ、そして声出し解禁ということで緊張していましたね。始まってみれば、3時間のライブはあっという間で、長らく離れていたワルキューレ熱、マクロス熱が再び燃えてきました。

最初はハインツ陛下の「オーラ・サーラ」まさかハインツ陛下も登場するとは!感無量ですね。その後「一度だけの恋なら」から怒涛のセットリスト。「絶対零度θノヴァティック」以降の楽曲はダンスもあるので、踊って歌って煽って会場が一体となってほんとひさしぶり~!って感じでした。

メッサーの映像が流れて、みんなが「メッサー!」と叫ぶの笑っちゃった。ワルキューレコールより声でかくない?でも気持ちはわかる。そこから「AXIA~ダイスキでダイキライ」→「GIRAFFE BLUES」絶対この曲はセットだよね。きよのんが美しすぎてほんとに泣いちゃったよ。

その後も怒涛のセットリスト。Day5のアンコールはリボーン収録のソロ曲メドレーでした。「ヤダマキナ マキナ マキナ」のコールが出来てよかった。前回のライブでは声出し出来なかったからね。
MCでさ、みのりんごが「雪景色が見たい」って言ったんだよ。でも私ペンライト文化に馴染めない(&金欠)のでワルあきのWのやつ持って行ったの。昔のやつだから白色が無いんだよ(闇雲の水色も無い)みのりんごに雪景色見せてあげられなかったなあ、とちょっと後悔した。(ほかの皆さんが見せてたけどね)

Day5

Day5は、前日が全国的に記録的な大雨で新幹線が運休。当日朝バイトを終えて行く予定でしたが、昼まで運休。京都駅が長蛇の列で、並んでいたら券売機列ではなく窓口列だったという。ホームにも人が入れなくて、5,6本は見送りました。

1時間強遅れて幕張メッセに到着。「AXIA」が流れ始めたころに受付につきました。みんなのメッサーコール聞きたかったよ。
幕張は展示場ということもあり、ライブ向きじゃない会場ですね。上手壁側後方の席だったんですけど、本人も見えないし、花道も見えないし、モニターも見えないという三重苦でした。でもワルキューレを爆音で感じられたからそれはそれでよかった。

アンコールになって物足りなく感じたね、1時間遅刻してるから当たり前なんだけど。この日のアンコールはワルトラ収録のソロ曲メドレー。涙目爆発音とか好きだからうれしかった。
アンコールのラストで不確定性やってくれてうれしいよ、カナメさん推しが確定したの“Cosmic!”だからね。思い出の曲。初期の曲だから最近のライブで全然やってなかったしね。
Day5を終えて、本当に明日で最後なのか、実感が湧かなかった。それは演者のみなさんもそうだったようです。(と、MCで言ってた気がします)

Day6

Day6はライブビューイング。セトリはDay4と同じでしたけど、最後の最後全力で楽しむぞ~!という気持ちが伝わってきました。出だしの「一度だけの恋なら」のJUNNAちゃんの声が少し枯れてるかな?と思ってたんですけど、後半になるにつれてパワフルになってきて、ワルキューレのみんなもすべて出し切ってるんだなあ、と泣きそうになりました。
ルン花のときに、花道断絶事故があったそうですね。ライブビューイング組は映像の関係で着地シーンだけ見たので、最初は勢い余ってこけたのかな、と思ってました。
アンコールはベールを付けて登場。花嫁衣裳みたいで、なおぼうは「お嫁に行きます!」なんて茶化してたけど、ある意味ほんとにそうじゃないかな。新たな家(=ステージ)に行くために旅立つみたいな。ソロ曲メドレーの最後は「愛してる」。この曲はみのりんごの表現力、劇場版後編時のフレイアの想い、そして歌詞。この3つが合わさってマクロスシリーズでも屈指のバラードだと思います。うるうるしていた涙腺がここで崩壊した。

Day6 最後のMC

MCも5人それぞれの想いが伝わって、本当にずっと泣いてました。きよのんはずっと感謝の言葉であふれていて。リーダーなんてしたことが無い、へっぽこリーダーだ、とは言っていたけどきよのんがリーダーだからこそのワルキューレなんですよね。私は今後リーダー役はしません!ていうのも、ずっとワルキューレのリーダーでいてくれると思うと嬉しい。2063年まで待ってる!(あと40年か……)

なおぼうは、どのMCも東山プロ!って感じだったけど、今回ばかりは「終わりたくない!」っていう素の気持ち全開で(いや、今までもそうだったと思うけど)すごく愛を持ってレイナを演じてたんだなあ、ワルキューレが好きなんだなあ、としみじみ。

のぞみるは、メンバーひとりひとりにメッセージ。笑いを誘うところも忘れないのがのぞみるらしかった。デビュー当時新人だったし、結婚出産もあったし、ダンスも苦手だし、とかなり苦労したんだろうなと思う。それをなおぼうはじめ、ワルキューレのみんなが支えていたと思うと、のぞみるもワルキューレみんなを支えていたと思うと、最高のチームだよね。

JUNNAちゃんの美雲の歌担当への想い、小清水さんへの想い、ワルキューレへの想い、特に感動した。自分は歌担当だから、ライブでは喋らないと自分から言っていたこと、影ナレは小清水さんの提案で最後は6人で、ていうところも美雲を演じる2人にしかわからない絆があったんだなって。アニメは全然わからない中学生が、この世界に飛び込むのは本当に大変だっただろうなと思う。でも「ワルキューレは私にとっておうちなんです」と言えるほど、この美雲としての活動が大きな影響を与えていたというのも、すごくいいよね。説得してくれたスタッフさんに感謝を述べてたけど、私たちも才能を見出したスタッフさんや、JUNNAちゃん本人にありがとうの気持ちだよ。

みのりんごは、フレイアそのまんまじゃん!と私も当時思っていて、でも今では憧れの存在だって、鈴木みのりは変わっていったけど、その変化は悪いもんじゃないっていう言葉で、切っても切れないみのりんごとフレイアの特別な関係というのが垣間見えました。
花道断絶事故のこと、「誰かを責めたいわけじゃない、でもあの時「飛べば飛べる」ってフレイアが助けてくれた」っていうので、みのりんごがいなければフレイアは生まれなかったし、フレイアがいなければみのりんごはいなかった、そのくらい運命で結ばれてたんじゃないかなって、みのりんごがフレイアでいてくれて本当によかったなあと、涙があふれてきました。
そのあとの「愛してる」で歌詞が飛んでしまって、とっさに出てきたのが

特別な女の子に私を変えたのは あなただった

「愛してる」フレイアΔ鈴木みのり

この歌詞、というかこの曲はずっとフレイアからハヤテへの曲だと思っていたけど、みのりんごはこの気持ちをフレイアに伝えたかった、だから歌詞が飛んでしまったときとっさに出てきたと思うと言っていて、みのりんごからフレイアへの曲でもあるのか、とまた号泣。今後「愛してる」気軽に聞けないぞ。

Day6 本当のラストミッションへ

そして「りんごのうた」(アカペラ)→「ALIVE~祈りの唄~」→「宇宙のかけら」と続く。ALIVEの大合唱は現地で一緒に歌いたかった。劇場版でもウィンダミアのみんなが大合唱するんだよね。みんなペンライト持ってるから光の海だっただろうし。ライブビューイングだと、客席後方から会場を映すアングルがあったんだけど、みんなのペンライトがラグナの海、クラゲたちみたいで、ウィンダミア人のルンみたいで、ほんとにきれいだった。
「宇宙のかけら」は劇場版後編の美雲の歌いだしに当時本当に感動した。いつもクールな美雲が、演技は出来ないと言っていたJUNNAちゃんが、声を震わして歌う。フレイアへの想いがこもっていて、本当に名シーン。それから好きになった曲です。

はじまり それはいつも 何かの終わりと背中合わせ

宇宙のかけら(ワルキューレ)

この歌詞がさ、今回のラストミッションを表してるみたいで、それを歌うのがフレイアで、劇場版の最後があの結末で……いろいろリンクして泣いちゃう。
「この気持ちに決着はつけられないけど、私たちは生きていく」という残されたワルキューレの歌であり、今回のラストミッションにとっては演者たちと、私たちファンの心情にすごくリンクしてると思う。
アンコールの最後は「恋ハレ」最後の歌詞は

Welcome to Walkure world.

恋!ハレイション THE WAR(ワルキューレ)

なんだよね。いつのライブだったか(2ndかな?)、終わりだけどWelcome to Walkure world!” って言うのがワルキューレらしくてどうたらこうたらとMCでなおぼうが言ってた気がする。最後までみんながワルキューレでよかった。さよならだけどようこそで終わるのが、また新たな世界へ送ってくれるみたいだね。

ラストミッション任務完了

そして、ライブビューイング組はここで上映終了。まあMC長かったからしょうがないね。恋ハレの途中で切られなかっただけよかったよ。そのせいで、6人のワルキューレによる影ナレが聞けなくて、これほんと円盤化してもらえませんかね。

会場では新作が発表されたそうですね。制作サンライズかよ……というのは置いといて。みのりんごがMCで「ほんとはもっと早く次の作品にバトンを渡すはずだったのに、8年も活動できた」みたいなこと言ってたので、新作発表くるかなーとはちょっと思ってたんですよね。正直、Δ本編は構成が良くなかった(と個人的には思ってます)ので伸びなかったけど、ワルキューレはほんとに人気あったからね。

劇中のワルキューレと現実のワルキューレは、人が違うから完全に一緒という訳ではないんだけど、8年もやっているからか、メンバーそれぞれ、5人そろった姿に、美雲、フレイア、カナメ、マキナ、レイナの姿が重なって見えました。きよのんが「私たちを依り代として、この2023年に現れている」みたいなこと言ってましたが、まさにそんな感じ。JUNNA(小清水さんも)、鈴木みのり、安野希世乃、西田望見、東山奈央の6人でなければワルキューレにはならなかったんだろうな。同じ時代を生きてこれたことを本当に誇りに思います。

そんなこんなで、ラストミッション、無事任務完了しました。さようなら、ワルキューレ、ありがとう、ワルキューレ。私の青春をありがとう。また会う日まで!

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