建築を好きになりたい #1 リヨン・サン=テグジュペリTGV駅
みなさんこんばんは、かなめです。
今日は建築学生らしく建築の話をしようと思います。
ということで、「建築を好きになりたい」シリーズを立ち上げました。
建築学生のくせにそんなに熱心になれないかなめが、少しでも建築のことを知るためのシリーズです。建築が好きでも、そうでなくても読んでやってください。
本編の前に小話。先日、毎日新聞の連載「レトロの美」にフランク・L・ライトの自由学園明日館が載っていました。
思わず「おっ!ライトじゃん。」
ライトの建築って好きなんですよね。三大巨匠といわれるけれど、コルビュジェやミースとは何か違う感じ。
でも、ライトは2番目に好きな建築家なんですよ。じゃあ1番は?
そう、サンティアゴ・カラトラバというスペイン出身の建築家です。
カラトラバとの出会いは2年前、研修旅行で行ったフランス。そこで立ち寄ったリヨン・サン=テグジュペリTGV駅に圧倒されました。
(当時のかなめ)「えっ(唖然)」
あまりの美しさに言葉を失ってしまいました。鳥の翼のようですよね。ていうか鳥ですよね、水鳥とか。この曲線美、人間が作ったものとは考えられないくらいです。張り出した屋根の鉄骨がほんと美しいですね。
ベンチから察するにかなり大きな建築物です。空港とつながる駅なんですがこれ駅なの?って感じですよね。NASAの施設だよー、とか言われても信じるレベルの近未来感、あります。
中に入ると柱のない、大きな窓から光があふれる大空間が広がっています。竜骨のような天井のトラスもすごい!大迫力!スパン何mなん?!もうすごいしか出てきません。鉄骨とガラスとコンクリートのバランスもきれいに整っています。構造とかどうなってるんですかね、アホなんで全然わかりません…
時間がなくてあまり写真を撮れなかったのですが、ホームなどはコンクリートの造形が美しく、上の写真とは違った魅力があります。白いコンクリートに黒い鉄骨、そそられません?
空港名「リヨン・サン=テグジュペリ国際空港」は『星の王子さま』の作者サン=テグジュペリがリヨン出身であることにちなんで、だそうです。こういうさりげないアピールがいいですよね。
これはっ...好きにならざるを得ないっ...!!
という出来事があって、かなめの好きな建築家ランキング1位にカラトラバが躍り出たのでした。
カラトラバについて(ほかの建築、建築家もですけど)研究してまた魅力を届けたいと思います!
もう一回、見に行きたいなあ。
それでは、よい1日を。
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