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noteを1年続けたら、 なんか楽しかったよ

先週、note1周年のお祝いバッジが届いた。

そうか今日で1年なんだと気付かせてくれて、記念日のサプライズまで貰えた気分。

noteはこんな心憎い演出も魅力の一つではあるけど、その週はお祝いボードを3つもいただいて、わたしとしては新記録!めっちゃ嬉しいが重なった。

そういえば1年前のわたしってどんなんだっけ?
いい機会なんで振り返ってみた。

1年前のわたし


1年前の9月、わたしはインハウスエディターとして転職したばかりだった。

以前、長く参考書の編集という仕事をしていたが、業界的にも古いし、わたし自身このままじゃ良くないなーと考え抜いて出した結論が退職。

もう編集の仕事をすることはないだろうと、別業種で自分の可能性を探りながら、半年働いては辞めての状態がしばらく続いた。

「ちゃんと決めてから辞めれば良かったんじゃない」と思うかもしれないが、
自分としてはちゃんと考えたつもりで、辞めた時はやることも決まっていた。

だけど働いてみたら、
「想像してた通りだけど、これやってていいのか、楽しいかな?」

悩む女性

良くわかんない不安と、楽しくないどころか精神的に辛い、ずっと無理してる自分がいた。
「続けてれば楽しくなるかな…」

1年半くらいそんなのが続き、声を掛けてもらえたのがインハウスエディターの仕事。

編集だったら逆戻りなんだけど、これからはネットに強い会社がいいし、Webに特化したコラム更新・編集の仕事は面白そうだった。

ただ、これもWeb関係の経験を積むためのもので、
「わたしがやりたいことは他にあるから」
という思いは残っていた。


そして、この仕事を始めるのと同じくらいにnoteも始めた。


noteはじめたばかりの頃


noteをはじめたばかりの頃は、分からないことだらけだった。

「知らない街にたった一人で越してきて、友達もいないし右も左も分かんない」
そんな感じだ。

だって最初に書いた記事は、note自体のアルゴリズム的なもののおかげか、それなりにスキもついた(とはいえ…だけど)が、
2つ、3つと投稿していくと、どんどんスキの数が減っていく……。

「えーー、どうして?
 わたしが書いてるのそんなにひどい?……」
 落ち込む毎日。

スキが「0」だった記事まであった(削除済)
気持ち込めて書いたから、そこそこショック。

「なんで、どうして?
 あ、そうか、気持ち込め過ぎたから
 わたしって重い?

という具合に、メンタルに良くなかった。

週1しか投稿してなかったし、他の方に当てはまるかわからないけど、
noteはじめて、最初の1週間とか1ヶ月で辞める人の多くはこんな感じだと思う。

「まじかーー」
夜中にダッシュボードを見ても、誰もスキを押してくれない。

で、たまーに押してくれた人の記事に行っては、喜びのコメントつけたりとか、ほんとに一つのスキに一喜一憂してた。

スマホ見る

そんなわたしだったけど、転機というよりは、
少しずつ変わっていったという感じかな。

最初に感じた変化は自分自身のことで、

noteを書くうちに、自分が何を考えてるかが分かるようになってきた。


わたしの記事の書き方

「自分のこと分かってるのが普通じゃない?」

そう思いがちだが、自分の気持ちって案外自分では分からないものだ。

例えばnoteの記事を書く時も、
書き始めると、どんどん気持ちが溢れてくることがある。

もやもやした気持ちがあったらその状態まま書き始める。
「こんなの記事になるんか?」

そんな状態で書き始めて、
確かに最初はちょっと無理しながらでも書いてくうちに、

ふっと、というか、わっと、というか、
抑えてたものが、わーーって広がってくることがある。

それは手が追いつかないくらいの量だったり、
自分でもよく分かんないけど、ほんとに泣きながら書いたりすることもある。

これは側で見てたら、かなりヤバい奴だ。
確かにヤバい奴なんだけど、そんな状態で書くとけっこうスッキリする。

ただ流石にそのまま投稿は出来ないから、
わたしは最低一晩は寝かして、次の日に冷静になって読んで推敲する。

推敲はちょっと面倒だけど、たぶんこれやってないとただのヤバい奴のままだから、わたしにとっては必須の作業。

推敲していくとちゃんと読める文章になっていくし、いらないところはどんどん消して、でも溢れてきた気持ちのきれいなところは残る。

そして、自分の気持ちを冷静に見つめ直すことが出来る。

そんなこんなで記事が完成して、ちゃんとした流れ、構成、締め、これが決まるとめちゃくちゃスッキリする。

恥ずかしい話、もう1回読み直しても自分で泣いちゃったりすることもある。
(泣ける話じゃなくても、なんか泣いてたりする)

でもこれがすごく気持ちいい。
まさに心のデトックス、超気持ちいいー(古っ)
(ヤバい奴ですいません)

スッキリ

で、そんな風にして書いた記事は、
たまに凄く良かったとコメントくださる方がいらっしゃったりする。

これはほんとに嬉しい。

正直キツイな〜と思ってた時期だから、
一つずつ掛けてくださる言葉が身に沁みた。

そして少しずつメンタルも、そしてnoteのスキ数やフォローしてくださる方の数も増えていった。

とはいえ今のわたしの数なんて、他の方と比較したら多くはないけど、
週2しか投稿してない、ということを考えたらほんとに有難いことだ。
 
そういえば最初にしたかったことは、こういうことだったのかも。

「多くの人が読んでくれなくても、たった1人の心を動かせるものが書けたなら」

そう思ってnote始めたんじゃない。

書くだけじゃないnoteの楽しさ


実はnoteの一番の楽しさって、書くことじゃないかもしれない。


先週のわたしはワクチン2回目打った後で、記事を書こうと思っても書けず、
「今週の投稿はお休みします」とつぶやいた。

そしたら、何人かの方からスキとコメントまでいただけて、いつにも増して嬉しかった。

「ワクチンも打って自分も大変だったけど、皆んなで乗り越えよう」
みたいなメッセージ。

なんていうのか、これってちょっと戦友みたい。
note頑張ってる同士でもあって、ライバルでもあり、仲間であるんだなー

noteの街に住む方達はほんとうに素敵だーーー(泣)
となってしまった。

「コメントの返事はいい」とまで書いてあったのに、しっかり返しちゃうし…。
(熱のせいで、ちょっとハイになっていたともいえる)

コメントしてくださった方々、スキをくださった皆様
本当に、心から

有難うございました。


わたしと仕事


仕事も、この1年変化の年だった。

まず、わたしがインハウスエディターと名乗ることができたのはnoteのおかげだ。

だって10年以上参考書編集していても、わたしは「編集やってます!」と大きな声で言えなかった。
自分に自信がなかったし、そんなの経験に入らないと思ってた。

でもnoteを書く上で、わたしって何者なんだろうと考え、
「インハウスエディターって言って大丈夫」
と少しずつ自信を持てた。

仕事する女性

そういえば転職する時、
職務経歴書に書いた編集者の経歴は、客観的には意味あったらしく、声を掛けてくれる方がいくらかいた。

「わたしが出来ることを、わたしが一番気づいてなかったんだね」


そしてnoteをはじめて1年経った今、
わたしはまた大きく変わろうとしている。
(なんなの、変身するんか?)

「実は会社を辞めました」

「また転職?」

「いえ、違います!」

「今度こそ、迷わず、諦めず、自分で自分の仕事をすることにしました!」

与えられる仕事じゃなく、自分で考えて決めた仕事でご飯を食べていく
つもり。

「そんなに簡単じゃないよ」という人は多いけど、
だからこそ、ここで宣言します。
わたしが諦めてしまわないように。

「若いねー」
って言われそうだが、

大丈夫です。
 わたし、若くありませんから!

(誰なの、あんた…)

つまり、
若さはないけど「パッション」と「ちょっとの経験」がある。
これで、きっとなんとかなるんじゃない?

もちろん怖いけど。

これから1年後、どうなっているか
ひっそりとnoteの世界から消えてたりして…。


noteがくれたもの


最近はnoteのダッシュボードもほとんど確認しなくなって、
「データ分析してこうでした!」という振り返りはまったく出来てない。


でも、わたし自身に起こった変化といったら、
こういうの、プライスレスって言うんじゃない!?

一言でいうと
楽しかった!


これもひとえに
読んでくださった皆様、スキしてくださった皆様
コメントくださったり、紹介やおすすめしいてくださった皆様
ほんとうにほんとうに有難うございました!

(なんかお別れみたいになってる?
 note辞めるわけじゃないですから)


いえいえ、こっから先が勝負ですから。

来年の今頃にまた、

1年振り返って
さらに前に進める記事が書けますように。


〈最後にコメントくださった皆様、スキくださった皆様の紹介〉 
かな順です


さんが、いつもわたしにヒントを与えてくれます。そしてコメントも嬉しいです。有難うございます!

おりちゃさん、心遣い嬉しかったです!有難うございました。

きゃらをさん、いつも楽しい記事やコメント有難うございます!紹介しないと呪うなんて思ってないです(笑)

サラリーマンゆうさん、コメント有難うございました!ところで奥さんに言えました?

にょろさん、コメント有難うございます!にょろさんの記事いつも楽しく読んでます!

いつもスキやコメント、紹介までしてくださって嬉しいです!やらぽんさんはnoteでの道標的存在です!


全員紹介できなくてごめんなさい😊
ほんとうにほんとうに有難うございました!


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