色味の無い「基本無料と月額課金」について考えた事。

こんにちは、いるふぁです。

近年「基本無料」のゲーム開発会社が元気らしい。という話を聞いたので固定PTメンバーが共通して所属するFC(FreeCompany、他ゲームではチームやギルド、クランと呼ばれるもの)内でちょっとばかり語って来ました。(TwitterではCWLSと書きましたがあれは間違いです...すみません。)


僕を含めた弊FCのメンバーは大抵が非スマホユーザーだ。(スマホにしか無いツールもあるのでSIMカードなしのタブレットデバイスを所持するメンバーも。僕もその一人。)

僕は学生なので周りの友人から「不便ちゃうんか?」とよく聞かれるが、僕にとってスマホというのは大変厄介な道具に過ぎない。

便利さは認めるが、僕が高校生だった頃はネットを始めたての女子が俗に言うSNSトラブルや何やらで常に面倒事が起きていた記憶がある(今もそうかもしれないが...)。

それから数年が経ち、今や小学生でもスマホを持つ時代。

そんな事を考えながらFCハウスでまったりしていたら弊FCでヒーラーを生業としている学生、「ひばりん」がログインした。彼女は「同じゲームの話がしたくて仲の良い学校の友人にFFXIVを薦めたけど月額が高いっち言われて...(某バトル・ロワイアルゲーム)に数十突っ込んどる癖にぃ...」と表情エモート「困惑」をしながら独り言のようなけれど誰かに訴えるかのように言い放った。

聞けば彼女はゲーム好きの他の友人も誘ったらしいが全滅したそうだ。

「確かに月額課金ゲームは学生にとってハードルが高いのだろうな...しかし何故そんなにやりたくないのか。フリートライアルもあるのに...」とFC全体会議にまで至った。

果たして月額課金ゲームは本当に「高い」のだろうか?

それでは個人的視点から月額課金ゲームの利点を挙げていこう。(あくまで個人的な意見です。ご注意下さい。)

①時間的に考えれば安いということ。

FFXIVのプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏のコラム(エッセイ?)には「1480円/月の『FFXIV』の場合、週に2~3日平均2.5時間プレイすると考えると月トータル30時間。1時間当たり49.33円。週末もう少しプレイするから、ということで月のプレイ時間が50時間になると約30円/時間となる。」と書かれている。(第82回「贅沢とムダの価値」より抜粋)

カラオケやゲームセンターといった娯楽施設に行くより断然安い。

おしゃれ用のアイテムを買わなければ「.Xパッチ」のアップデートもあるのにお値段変わらず。

流石に「X.0パッチ」は購入しなければ物語は進まないがオンラインRPGにおいての「X.0パッチ」は新作ゲーム1本分のボリュームがあるので「映画の続編を劇場に見に行く」みたいな感覚で購入すれば気にする程の物でもない。

1時間当たりが100円切る娯楽などそうないと思うし下手にどこか遊びに行ったりするよりもお得だ。


②飽きが来ないこと。

僕は基本無料ゲームについての知識があまりない。

が、友人のスマホ画面はいつ見ても似通った画面ばかりでパズ●ラやら見ていても画面に全く変化がない。僕にとってはこれがたまらなくつまらない。

ひばりんも同じことを考えている様で、友人に「これパズル以外の事は何が出来る?」と聞いて「ガチャ?他になにか必要?」と解答され白目を剥いたと話していた。

月額課金ゲームの多くはひとつのシステムだけで物事を進めるなんてことはない。FFXIVにもモブとの戦闘はもちろんプレイヤーと戦うPvPコンテンツ、ミニゲームやハウジング等やれること、やりたいことが沢山ある。

スタミナという概念もないので好きなだけやりたいコンテンツをプレイ出来る。僕達にとっては当たり前だが、基本無料のゲームしか知らない様な「彼ら」にとってはこれか革新的なのではないだろうか。

待ち時間も有効活用出来るので待ちが長いからという理由で辞めることもない。アップデートの度に新しいコンテンツが発表されるのでマンネリもない。


③ガチャ要素の有無

個人的にプレイヤーにとって大きな問題だと思っている。

ガチャを回さなければ自分が強くなれない、リアルマネーで強化するなど居たことの無い彼女を結婚まで持っていくみたいな感覚に思える。かなり意味不明(自覚有)だが、これが僕の考えだ。

Twitterでも数十万を投資し見事爆死をキメる紳士の姿を飽きるほど見た。正直、見ていられない。

もしかしたら「推しにウン十万突っ込んだぜ!俺すげえ!」みたいなマウント取りの為かもしれない。そう考えるとなんだか急に馬鹿馬鹿しく感じる。

ガチャで最高ランクが当たる確率も微妙に当たる様で当たらないという風に設定されている筈だ。そうでなければ運営側が儲からないし、割りに合わない、それになによりこんなに基本無料ゲーム界隈が盛り上がる訳もない。儲からなければビジネスとして成立しないし企業側が運営する利点もない。

しかし夏だから水着キャラガチャーとかそういったものが月額課金ゲームにはない。大抵の場合、シーズナルクエストをクリアすれば水着なんて手に入る。しかも着るのは推しという名の自キャラ。

自分好みにカスタマイズしたキャラクターがかわいいポーズでかわいい水着を着てかわいい写真(SS)も撮ることが出来る。

「最高かよ。」

と、僕はエルフ耳白髪美少女が跳ね回る姿を見ながらライトを調整する。

今僕は最高に気持ち悪い人間だ。何故皆はそんなガチャなんて回しているんだい?

もちろん月額課金ゲームにも運を必要とする要素はある。しかし数は少ないしリアルマネーをつぎ込む必要がない。素晴らしい。


④イベントの満足感

「イベントならソシャゲにもあるで」と言う人は少し口を閉じてほしい。

ここでは満足感の話をしている。

ソシャゲの多くのイベントは人気キャラクターの衣装が違うというものをガチャで当てさせる。先の項目で書いた様にガチャは運が必須のように見えてただの確率の問題だ。

これも先程書いた通りだが月額課金ゲームはイベント期間中に配信されているクエストをクリアすれば限定アイテムが手に入る。

確率も気にしなくて良い。僕の周囲(学校の友人)の財布の厚さも余程なことが無い限り薄くならないと思う。

どうして人間は当たりもしないくじを引く?(卒論一本書けそう)


⑤民度の違い

プレイを継続する場合、これが最も重要だと言っても過言ではない。

そういえば基本無料の某バトル・ロワイアルゲームでは動物園の様な音がイヤホンから聞こえてくるらしい。

そんな噂を聞き付けた僕は「(某バトル・ロワイアルゲーム名) キッズ」とYouTubeで検索をかけてみた。

するとどうだろう。大の大人がそんじょそこらの小学生相手にリアルマネーをちらつかせ、「俺に勝てたらウン千円やるよww」と煽ってはボコボコに負かせるという動画や少しばかりおイキりあそばしている小学生が音割れポッターの様に聞き苦しい声(俗に言う奇声)を上げる動画が多数見つかる。

どちらにせよ、某弾き語り兄貴が規制されるのと同じ世界線にいるのにどうしてこちらは規制されないのかと思ってしまう(個人の意見)。

基本無料ゲームは沢山の人が気軽に始めやすいというのが利点だが、同時にマナーをも守れないようなお友達も引き連れてしまう。

要するにギスギスが多いし、暴言も多いし、民度が低い。

ところが月額課金ゲームはほんの一部を除けば、大変民度が高い。

暴言マンの様な人が居ない訳ではないが1サーバー当たり10人居るか居ないかくらいの感覚だ。

それに月額課金ゲームプレイヤーの多くが「このゲームを皆で協力してより良くしたい」という考えを持つ。ダンジョンやボス戦でマッチングした一人が「初心者です!」と言えば他メンバーが「この技はこうやって避けてこれがきたらここ集合ね」等優しく教えてくれる。基本無料ゲームはシステムが単純なものが多いのでこういった初心者発言も無視され、ああそうですか、だからなに?という空気になり更にはじゃあ来んなよと言われてしまうかもしれない。

何故ホラーゲームでもないのに恐怖を味わう羽目にならなければいけないのだ。気楽さが違うぜ...。

まあ慣れている人からすれば、誰でもどこのゲームでも少しは調べてこいよとなるかもしれないが、そこは目を瞑っていただきたいところである。


ここまで5つの利点を挙げて来たが、ここまで書くのに2日掛かっていて、連続して書いている訳でもないので文章がおかしなことになっている事と思う。読み返すと全部消すことになるだろうと思うのでどうかこれで勘弁して欲しい。


お話は変わりまして...

記事序盤に出てきた弊FCヒーラーのひばりん。

彼女はFC全体会議の後日、友人に以上の事を話したらしく見事友人を「FFXIVフリートライアル」に誘うことに成功し、今日も楽しくエオルゼアの大地を駆け回っていた。

僕も他メンバーもよかったね。と喜ばしく感じながらそっとヒドゥンゴージへの参加申請をした。


〆のお話。

結局僕が言いたいのは「皆FFXIVやろうぜ!」かもしれない。

どれだけ素晴らしいゲームかはまたそのうち書くとして、とにかくこの記事では「月額課金ゲームと基本無料ゲームの違い」を伝えたい。「基本無料ゲームをやるな!」とは言って無いし言わないのでゲームを自由に遊んで自由に楽しんで欲しい。ただ、他人に迷惑をかけたり不快にさせるようなプレイングは是非やめてほしい。

迷惑プレイは最悪ひとつのゲームを潰す事になる。

これからはもっと考えてゲームをプレイしてほしいと思う今日この頃のいるふぁでした。

(僕ももうちょっと文章を上手く書く努力をしなければなぁ...)

またお会いしましょう。

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