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「音」の話のつづき。

人は、他人を、見た目や匂い、性格や所作で判断していますが、
「音」でも、自分以外の人間を、様々に区別しているようです。

例えば、動きがいつもせわしなく、何かとせかせか、焦っている人からは
「焦燥」の音が聞こえ、一緒に居るこちらも、きっと落ち着きません。

慌てふためいている人は、何となく、声も騒がしそうな気がします。そういうのは他の者にも伝染る。


何事にも動じず、しっとりと落ち着いていて、流麗で、ゆったりと言葉を選んだり、
しっかり1歩1歩、丁寧に歩く人からは「怒鳴る」ような事柄も、想像し難いです。

極端な事を言いますが、
「いつも上下ナイロンのシャカシャカする服を着て、貧乏ゆすりが多く、何故かイライラしており、めちゃくちゃ酒焼け声の人」

から発する『音』を「隣にいると心地いいなあ」と感じる人は、少数であると思うのです。

「ゆっくり」している生きものからは、神聖さや、オーラを感じます。
美輪明宏さんが、せかせかしてたら、心配になります。


まだ纏まっていない、漠然とした自論なのですが、「嫌な周波数」や「不協和音」と同じく
『合わない音』というのを、人や動物は、自然と聴き分け、避けているのです。

ゆっくりとおおらかに、
やさしく生きていきたいです。

ドラムも、バタバタせずに叩きたいぜ

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