行政書士で食べいけるの?の質問に答えます。
行政書士を廃業した私が答えます。
結論 食べていけます。
現実に食べている人いっぱい知っているので。私の今の仕事でも、行政書士の先生に、仕事を依頼したり相談したりしています。
廃業した私でさえ、十分に食べれていた時期もありましたので。
ただ、食べていけるかどうか?と、あなたが食べていけるかどうかは別問題です。
多分ですけど、この手の質問する人は、安心したいんですよね。
頑張って勉強して資格取って、安定した給与捨てて開業するのですから、その気持ちは当然です。
すごく良く分かります。
私も開業前はメチャクチャ検索して、行政書士の開業本買って読んで調べて、四六時中考えていました。開業してからもずっと行政書士でやっていけるのかどうかが頭の中をしめていました。
結局廃業したのですが、今違う立場から行政書士を見ていて思うのですが、行政書士が食べていけるかどうか?を考えている時点で、かなりの高確率で失敗します。
弁護士でも司法書士でもタピオカ屋でも同じです。
お客様の悩みや望みを叶えてあげて、売上を立てて生活していく。
それはどんな仕事でも一緒です。行政書士だからできない、弁護士だからできるは全くないです。
ちなみに行政書士は食っていけるのか?考えている人は、ラーメン屋は食べていけるのか?と聞かれたら何と答えるのでしょうか。
食べれるラーメン屋もあれば、廃業していくラーメン屋もあるのは当然知っていると思います。
コンビニも同じですよね?セブンイレブンって看板はなくならないけど、廃業するセブンもあれば、ずっと繁盛しているセブンもあります。
行政書士はなくならないけど、繁盛している行政書士もいれば、私のように廃業していく行政書士もいます。
この【行政書士は食えるのか?】を考えいる内は食べていけません。間違いないです。
試験受かっただけで、お客さんが来て、安定して稼げるなんてあり得ないのは、まともな感覚の人なら分かるはずです。
行政書士どうのこうのじゃなくて、今の自分の能力でどうやって食べていくのか?
そこを考えないことには、商売なんてできるはずありません。
夢もある世界ですけど、ほんとに厳しい世界ですよ。サラリーマン根性でやってたら、100%に近い確率で廃業します。3年やっても1件も仕事こないかもですよ?
それでもこの資格で生きて行くんだという覚悟があった上で、ずっと勉強、ずっと営業、ずっと作業です。労働集約業務ですから。
その代わりそこを越えれたら、今あなたが考えている理想の生活に近づけるかもしれません。
ちなみに私はもう士業で開業することはありません。なぜなら、実際にやってみて、自分の求めているものとは違うことが分かったからです。
それを分からせてくれて行政書士という資格、士業の世界には感謝しています。
たぶん開業を夢見ている時期は、自分に都合の良い情報以外を聞くと、ドリームキラーだ!とかなるかも知れません。
それでもあえて言わせてもらいます。
まじ、甘くないよ・・・。
行政書士は食べていけるか?の質問に答えるって話題でした。
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