TERRASTA訪問。都城中心市街地再生は進んでいるのだろうか?
先日、久しぶりに宮崎県都城市を訪問。知人との会食がメインの来訪目的だったが、「堀口製茶」の堀口大輔社長が都城中心市街地再生の目玉である”まちづくり複合施設「TERRASTA」”にお茶の新しい楽しみ方を提案する店舗「大隈茶全」を開業されたこともあり、視察も兼ねて訪問してみた。因みに堀口製茶は経営総面積は国内最大級の約270haを誇る大規模生産法人。
都城中心市街地は地元資本の百貨店である都城大丸や寿屋都城店、ナカムラデパートの閉店、郊外にイオン都城の開業などによって商店街の業績が低迷により都城中央通りはシャッター通りと化するなど、絵に描いたような地方都市の中心市街地衰退モデルの歴史を辿ってきた。そのような背景もあり都城市や都城商工会議所など官民が連携しながら紆余曲折を経て10年ほどの歳月をかけて再開発が進んだとのこと。再開発で整備された各施設や街並みを歩きながら今の状況を確認してみた。
かなり紆余曲折だった中心市街地再開発
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