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経済人として若手に伝えるべきこと

先日、人吉で復興・地域活性化に頑張る若手4名を上天草へ研修と言う名の親睦旅行へ招いた。その理由はもうすぐ豪雨災害3年を迎える中で、正直な話インフラ復旧は進んでいる一方で経済復興の停滞を感じているからだ。

勿論、未曾有の大被害に加えコロナ禍も重なり一筋縄ではいかないことは私自身も球磨川くだりの経営を通じて痛いほど理解している。ただ、これまでも繰り返し書いてきた通り、被災地人吉では商工観光分野においては補助金への依存傾向が顕著だと感じる。また、長期的な視野より短期的な視野の取り組みが中心の状況なのは心配なのだが、地元のベテラン経済人の皆さんに私がアレコレ言うのは筋違いとも感じる。そうは言っても、何か人吉に貢献できることはないかと考え、出来ることの一つとしてまだ起業前の優秀な若手に経験を伝えようと思い本企画を計画した。

天ノ寂のレストラン

研修で伝えたことを振り返る

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