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初対面で好きな言葉は何ですか?って聞ける人になりたい。

ドラマとか、映画とかで偉人の言葉でも小説の中の言葉でも、
気に入った言葉を持っている人って何だか素敵に見えない?
「この言葉、ある人の口癖でさ、、」
「ある日、小説読んでたらこの言葉に出会ったんだよね」

なんて、言ってみたかったりする。
なんでかはわからないけど、大人に見えるというか
自分を美しく見せてくれそうな気がする。

約一年前にツイッターを始めて(ほぼ見る専用)
毎日、赤の他人がポッと投稿した何気ないツイートの中に
たまに好きな言葉があると
何だかその日が少し明るくなって
ノートにそのツイートを書き写す事が習慣となった。

誰がどんな状況でツイートしたのかなんて到底わからないけど
スマホ越しに共感できて、嬉しくなって
言葉ってすごい力を持っているんだと改めて思わされる。

私の好きなツイートを何個か、みんなにシェアしたい。
誰の言葉かはわからないから著作権とかフル無視です、ごめんなさい。

最近なんだか駄目だったので、イヤホンとスマホを買い替え、夏服を大量に購入し、観葉植物を買い、美容院の予約をし、エロくて可愛い下着を買い、度数の高い酒を注文し、献血をし、美術館と映画館に行き、知らない街を歩き、派手なアイシャドウとリップを買うなどして、私による私のための願掛けをした。

悲しくてイライラして風邪をひきたくて、ベランダで長い時間ぼーっとしたり誰にも見せたくないような嫌な言葉をメモに打ち込んだりした
日付が変わった瞬間に「満足した?」って心の中のわたしに聞かれて、
心の中でうん、と頷いた。

小学生の頃は夜が永遠のように感じられたし、夜中の2時なんて国の全ての機能が停止しててみんな寝てると思ってた

本は、はじめから欲しい言葉を目掛けて買えるのが良いです。生身の人間に欲しい言葉を期待すると、望んだ言葉をもらえなかった時に勝手に「裏切られた」と思ってしまうけど、
本だったら「あ、違ったのね、じゃあ他のを探すわ」という潔さがある気がします。本に書いてあることは変えられないから、他を探すしかないのです。ほんとうは人間だって、望めば変わってくれるわけじゃないのだから、欲しい言葉がもらえるまで待ったり、期待しても仕方がないのにね。

1回目に泣いた映画は、10回目ではもう泣けないし、初めて聴いた時に衝撃を受けた音楽は、今ではすっかりプレイリストに馴染んでしまっているし。
感情の鮮度は、どうしても時間に抗えない。

みなさんの1日が少しでも明るく、あったかくなりますように。

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