チェジュハルメスンデクッパプ(影島南港市場内)
제주할매순대국밥 チェジュハルメスンデクッパプ(影島南港市場内)
影島、と書いて「ヨンド」。文字通り釜山市にある島です。
釜山市の中心地から何本かの橋でつながってはいますが、島ということで比較的開発スピードがゆったりとしたエリア。
こちらでは昔ながらの釜山の雰囲気を楽しむことができます。
ヨンドの南港(ナムハン)市場の中に、今日のお目当てのお店があります。
夫の同僚、ごりごりの釜山っ子オススメの食堂。
それがチェジュハルメスンデクッパプ。
日本語に直すと「済州島のおばあさんのスンデクッパプ」。
1975年、済州島から来た夫婦が影島の南港市場で始めたお店なのだそう。
ここのクッパプがヨンドっ子の間でも評判の旨さだとか。
ちなみに「スンデ」とは韓国の伝統的なソーセージです。
スンデクッパプはテジクッパプのスープにこのスンデが入っています。
ヨンドに向かうバスから見える景色。
港のコンテナ群の向こうにヨンドが見えます。
バス停から少し歩くと市場の看板が見えました。
この市場の一角にチェジュハルメスンデクッパプはあります。
美味しそうな匂いがすると思ったら、店先でぐつぐつスープを煮ていました。
こちらはスンデが売りのお店なので、店頭には大量のスンデが。
これをスンデクッパプの中に入れるだけでなく、店頭で切り売りもしています。
忙しそうに働くお姉さんの横を通って、奥の食堂へ。
市場の喧騒がそのまま持ち込まれたようなにぎやかな店内では、釜山弁が飛び交います。
空いている席に勝手に座ると、さっそく運ばれてくるテジクッパプ基本セット。
一度失敗食堂に出会って以来、テジクッパプ基本セットの野菜をチェックする癖がついた私。こちらの生玉ねぎは見るからに新鮮で、一安心。
私はスンデも大好きなのですが、テジクッパプ食べ歩きではテジクッパプを食べるというマイルールを課しているため、今回は基本のクッパプを注文しました。(タロクッパプ9000W)
運ばれてきたテジクッパプは最初からニラが入っているスタイルでした。
細かく刻んだ赤いキムチも入っているように見えます。
あまりの美味しそうな匂いに、ちゃんと確認せずにがっついてしまったため、今レポートを書く段階で「?」となってしまいました。反省。
こちらのテジクッパプのスープは生姜の香りが際立ちます。もちろん肉の匂いは全くありません。
塩気もぴったりなので、特にエビの塩辛や塩で味を付ける必要はありませんでした。
お肉は脂肪の少ない部位を使っており、大量でも問題なく食べられます。
辛さが控えめで、これなら辛いものが得意でない日本人でも美味しく食べられそうでした。
こちらはスンデや内臓も美味しいと有名なので、今度はぜひそれを食べてみたいです。
釜山の中心地、ナンポドンからもそんなに遠くないこのお店。
韓国の市場めぐりが好きな日本人の方が釜山に来たら、こちらのお店を紹介しようかと思います。
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