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冬といえば味噌作り

寒い季節になると始まるのが、お味噌作り。
味噌は年中仕込むことができるけれど、
寒い時期に仕込むことで雑菌の増殖が少ない。
ゆっくり時間をかけて発酵させることによって
美味しく仕込むことができる。

去年仕込んだ味噌がそろそろ良い感じだと
思ったので、
仕込んでから約1年たったお味噌の様子を
見ることに。

ここ数年は、味噌を仕込む時に酒粕で蓋をする。
こうするとカビが繁殖しにくい。
酒粕で蓋をせずに作ると、ラップと容器の隙間からカビが生えてくる。
酸素があるところには、菌が増殖しやすい。

酒粕で蓋した味噌

酒粕は滑らかに形がなくなるぐらい伸ばして
蓋をするのが通常かもしれないけれど、
酒粕を滑らかに伸ばすのは結構大変。

なので、ちぎった酒粕で表面を覆うのが自分のスタイル。
作るのは好きだけれど、ちょこちょこ面倒くさがるところが...

酒粕の下の味噌

お味噌を仕込むのが大変だと思っている人が時々いる。
でも、1回作ってみたら、
あっ、意外と簡単だなって感じると思う。

お味噌の作り方については、色んな人が作り方をあげているので割愛するとして。

お味噌を作る時に、
もしこだわりの大豆で作ろうと思ったら、
大豆を少し残しておいて、
初夏になったらその大豆をプランターでも、
空きスペースでも蒔いてみると、
次の味噌を仕込む時に、
自家製の豆を収穫できるかもしれない。


大豆は種としての寿命が短いから、
収穫から1年以内の種を蒔くのがポイント。
1年以上経つと、発芽率がガクッと下がる。
低温で湿度を管理した保管庫等、
きちんと種を保管すればまた話は違うけれど、
適当に室温で保管する場合は、
毎年種を更新していくのが確実。

お味噌に使う大豆は、
自分の育てた豆から作れば
更に美味しく感じるし、何よりも贅沢な気分。
そのうちそれが当たり前のことに
なってくるけれど。

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