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いろうたの小説「あっとほーむ~幸せに続く道~」

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2022年10月連載開始の小説「あっとほーむ~幸せに続く道~」をまとめたマガジンです。友人公認とは言え、彼らの娘との結婚に「イエス」というべきか? それ以前に、彼女を幸せにするこ…
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#挿絵付き小説

【連載小説】第三部 #12「あっとほーむ ~幸せに続く道~」はじめまして。そして、…

☆「あっとほーむ~幸せに続く道~」第三部 最終話です☆ 前回のお話(#11)はこちら <…

【連載小説】第三部 #11「あっとほーむ ~幸せに続く道~」三人で、ゆっくり、親に…

前回のお話(#10)はこちら ※今回も長編ですが、ラストスパート回なので、最後までお付き合…

【短編小説】番外編「あっとほーむ~幸せに続く道~」~とある夫婦のこれから~

※こちらは、第三部「あっとほーむ~幸せに続く道~」第十話の続きに当たる番外編です。第十話…

【連載小説】第三部 #10「あっとほーむ ~幸せに続く道~」忘れられない思い出

前回のお話(#9)はこちら ※第十話は2エピソードあります! メインは後半部分です🥰 <…

【連載小説】第三部 #9「あっとほーむ ~幸せに続く道~」予期せぬ来訪者

前回のお話は(#8)こちら <翼> 九  帰宅するなり、めぐちゃんからお叱りの言葉を受けた…

【連載小説】第三部 #8「あっとほーむ ~幸せに続く道~」再び、生きる意味を探して…

前回のお話(#7)はこちら #8に繋がる 「番外編」はこちら ※今回は2エピソードあるので…

【短編小説】ワライバでの、とある一日 ~K高野球部編~

「あっとほーむ~幸せに続く道~」番外編です <前編・永江孝太郎>  ――永江主将時代のK高野球部員を集めた飲み会を開催します。場所と日時は以下の通りです……。 「もちろん、永江さんも行きますよね?」  高校時代、そしてプロ入りしてからも長きにわたりバッテリーを組んできた相棒、本郷クンが見せてきたメールの文言を見てしばし思考する。  正直な話、プライベートに割ける時間はほとんどなかった。指定された日も球団関係者との仕事が入っている。だが、即答しない僕を見た彼は「仕事よ

【連載小説】第三部 #7「あっとほーむ ~幸せに続く道~」生と死の狭間で

前回のお話(#6)はこちら <悠斗> 七 季節は巡り、今年も残すところわずかとなった。  …

【連載小説】第三部 #6「あっとほーむ ~幸せに続く道~」我が家での穏やかな夫婦生…

前回のお話(#5)はこちら <翼> 六  同居を始めて一年半もの間、鈴宮としか書かれていな…

【連載小説】第三部 #5「あっとほーむ ~幸せに続く道~」見える世界、見えない世界

前回のお話(#4)はこちら 一言メモ:めぐの職場である「ワライバ」とは? 喫茶店兼「誰も…

【連載小説】第三部 #4「あっとほーむ ~幸せに続く道~」別れ

前回のお話(#3)はこちら <悠斗> 四  雲一つない快晴。「いい花見日和になりそうだ」と…

【連載小説】第三部 #3「あっとほーむ ~幸せに続く道~」桜の木の下で

前回のお話(#2)はこちら <翼> 三  仕事を終えてすぐ、祖父母の家に立ち寄った。が、…

【連載小説】第三部 #2「あっとほーむ ~幸せに続く道~」ふたつの卒業

前回のお話(#1)はこちら <めぐ> 二  翼くんと結婚してもわたしの暮らしは変わらない。…

【連載小説】第三部 #1「あっとほーむ ~幸せに続く道~」本当の家族

「あっとほーむ ~幸せに続く道~」第三部、スタートです。 ※↓初めて読む方向けに、人物紹介欄あります↓ 第二部あらすじ <悠斗> 一  オジイとオバア、そしてめぐと翼。鈴宮家なのに、野上姓ばかりのいるこの家の、なんとも不思議な暮らしは想像していた以上に充実している。そう感じるのは、おれ自身がすでに両親を亡くしていて老齢の親と暮らさなかったこともあるだろうし、若い夫婦を見守ることが使命感になっているせいでもあるだろう。  共同生活を始めて三ヶ月。九十代の老夫婦の世話をす