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ライトノベルの熱量Vol.1「送受の近さ」
ライトノベルの熱量と題して、ライトノベル関連の文化や人に関して思うことを書いていきます。
私は今までSNS等の発信を様々なところで経験してきました。
個人としてはもちろん、企業・団体アカウントの運用経験もあります。
「ライトノベルに関わる人」は情報発信・共有意識の密度が高い
そんな私が気づいたのは、「ライトノベルに関わる人」は情報発信・共有意識の密度が高いということ。
どういうことかというと、
・作者や編集の情報発信が多い
・ファンも感想ツイートやコメントをガンガン書く。
・作家がファンの声を拾ったリプライ・リツイート等も多い。
つまりは、
作家・出版社とファンの心理的距離が近い
送り手受け手の関係性以上のものがあるなあと。
「小説家になろう」などのサイト出身の作家さんが増えた今、必然的なことではあるのですが、意外と古参作家さんもこの傾向があります。
実は、あんまり他の話題でこういう現象を見たことがないのです。
ファン同士、発信者(業界人)同士での交流はあれど。
実際の例として、私が運用している「いろらの!」において、作家さんや公式アカウントからの反応がきっかけでリツイートやいいねの数が一気に増えたことがありました。
また、私が固定ツイートにしている自己紹介も複数の作家さんがリツイートしてくださり、爆発的インプレッションを記録しました。
(フォロワー1万超えのアニメ化作家さん、しかも相互にしてくださいました)
送り手と受け手の近さが文化を加速する
ライトノベルと呼ばれるものが世に出て30年ほど。この間似インターネットの普及、SNS・スマホの爆発的普及など、多くの変化があったことは言うまでもありません。
雲の上の存在であった作家さんがファンとリアルタイムでつながる。そんなことがライトノベルの世界では起きています。
社会情勢的にも繋がりをインターネットを介して求めることが多くなってきた現在。ライトノベルに限らず、サブカルチャーの世界ではこの関係性こそが、拡大のカギなのではないかと思っています。
つまりは、
「スキという感情は積極的に発信しようぜ!誰かに届くから!」
ということです。
「誰も見てないし」、じゃなくて、「誰かは見てくれるから」という気持ちで書いてれば、その熱量はどこかに届くと思っています。
作家とファンが相互に発信することで、ライトノベルという文化を媒介に、その熱量が更に盛り上がっていけばいいと私は思います。
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