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夏の電気に群がって上から私を見下ろして(aikoの花火風)

夏の風物詩

それは、明かりを求めて

飛び回る

そう、虫だ。

ブーーーーーンと耳元で羽音がする恐怖こそ

夏の風物詩だと言えよう。

怖い話を聞いた夜よりも眠れなくなるあの恐怖の夜。
一人暮らしの方、いつもお疲れさまです。
今度、みんなで日々を労う納涼祭をしたいですね。

6/23 (金)0:40

「ゔわぁぁぁぁああ」と奇声と共に後退りした私は隣の部屋に逃げ込んだ。

あの恐怖のブーーーーーンという羽音が聞こえたのだ。

しかも蚊や蝿のようなプゥーンではない。

ハンディタイプの扇風機を回してる音みたいな羽音だった。

母「なんなん、うるさいなぁ怒」

私「凄い羽音した!虫や!」

「どんな?」

「ブーーーーーンって!  
これは蚊とか蝿とか生やさしいもんじゃないわ」

「何の虫やったん?」

「目悪いから見えへん!  音で察知した」

ブーーーーーン

「ぎゃあああああ、ほら!  またした!  これは大きいやつや!!!えらいこっちゃや。どうしよう。眠れぬ夜になるぅうううう泣」

母はしみじみと言った。

あんたな、逃げたって何にもならへんやん
ずっとこれが続くだけやねんで?
逃げずにちゃんと退治しないと

出典「母」

……人生の深い話みたいなトーンで言うなよ。

まだ、隣の部屋にいます。カナブン
電気にぶつかりまくってます。

眠れない夜になるか、なんとかなるか。

結末はいかに

ぴえん

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