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いろりの畑 参加者の声vol.10

いろりの畑です。
いろりの畑、今年度は畑っぽいプロセスを作りたくて色んな「機会」を作ろうと始動しています。そのひとつに「かけがわPOTLUCK」に参加するということを。5月6月と参加して、同じ釜(鍋?フライパン?)の飯を食べた方から感想頂きました!それでは、Let's go!

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英語は世界共通言語であると思っていて、人種問わず外国人と接する時には「とりあえず英語で話さなきゃ」と焦る人は少なくないだろう。

はじめましてな外国人が目の前に立ったら、できるかぎりニコニコしながら「Hello〜」とジャブを打ち「Where are you from?」というフックな質問をかまし、相手がどこの国名を出してこようとも「Oh!」と大袈裟にストレートなリアクションを繰り出すのが王道のコンボ。そして、その先に会話を繋げられない未熟な英語力を痛感して、キレイに精神的カウンターパンチを食らうまでが1セット。更に「実は日本語が通じた」という事実まで飛び出したら一発KOで試合終了。

そんなコンプレックスが弊害となって、外国人と接することに苦手意識を持つ人がいたら、ぜひ、かけがわストリートテラスで開催される『かけがわPOTLUCK』に参加してみることをオススメしたい。

掛川の街中に突如現れた休憩スペース。そこで月イチで開催されている「好きなタイミングでふらっと来て、好きなタイミングでササっと帰れる」気軽 of 気軽な交流会が、かけがわPOTLUCKである。参加者は年代も立場も、そして国籍も多彩。日本人に加え、ミャンマー人、ベトナム人、インドネシア人が入り交じる『アジア多文化交流』な空間。

安心してほしいのは、この場での共通言語は「日本語」なのだ。

もちろん全員がペラペラ話せるわけはないが、最もスムーズにみんなでコミュニケーションが取れる言葉は日本語。むしろ英語のほうが通じない。

国が違えばカルチャーも異なるので、雑談ベースでお互いのことを話すだけでビックリするほど盛り上がる。これが本当に楽しい。特に「気候」と「宗教」による暮らし方や食生活の違いは、日本で暮らして日本人とだけ交流していては見えてこないことばかり。

こんなにも気軽に参加できて、良い意味で無責任に多文化交流できる場って、そうそう無いんじゃなかろうか。いつも使わない脳みそをくすぐられるような感覚があり、価値観をほぐしてくれる心地よさと楽しさを毎回味わわせてもらっている。

そうそう、味わうのは雰囲気だけではなく、みんなで持ち寄った食べ物が味わえるのも嬉しいポイント。そもそもPOTLUCKが「料理を持ち寄る食事会」を意味しているのだそう。

これまで参加した2回は、それぞれ「ベトナム」と「インドネシア」がテーマになっていて、その国にちなんだ食材や料理を堪能できた。 気持ちはもちろん、お腹もしっかり満たしてくれる、かけがわPOTLUCK。なんと素晴らしい。

声の主 鈴木祥文(プロトペラ)

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