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あなたのサッカーキャリアは

お久しぶりです-!!!ここ数週間は就職活動のエントリーシートを書いたり、今度出すレフェリーものの同人誌の原稿を書いたり突発弾丸ソロで42.195㎞走ったりといろいろあって更新していませんでした。今日のテーマは「サッカーとキャリア」です。

そもそもキャリアって何?

キャリアという言葉の語源は轍(わだち)、つまり馬車などの車輪が通った跡からきているようです。この言葉は日本語では経歴と表されることが多く一般的に使われているのでイメージがしやすいかもしれません。今回はこのキャリアとサッカーを絡めたお話をしていきたいと思います。

キャリアに興味を持った瞬間

自分自身がキャリアについて興味を持ったのは現在所属しているクラブに加入してからとここ3年ほどのお話です。小中高と少年サッカークラブに入り市立中学校の部活に入り別に強豪校でもない県立高校のサッカー部で3年過ごした自分にとって今いるクラブの選手のキャリアは豪華すぎるものでした。名前でサッカーするわけではないけど冬の選手権でよく聞く高校や、メジャーリーグサッカーのクラブを受験したり、東欧で1年間プロとしてプレーしてきた選手もいました。そういった選手を見ながら「彼らはどういった世界を見てきて、サッカーについてどう考えているんだろう?」という疑問がありました。

もう一つの体験としては大学3年生(昨年)の授業の一つに「キャリア発達論」という授業があり、人間が失敗や挫折や環境も含めどのようなライフイベントを経てキャリアを発達させていくのかという内容でしたがこれが自分の中に突き刺さった非常に面白い授業でした(恐ろしい量の課題を出されたり年末の土曜に2コマ連続で授業を入れられてその割に成績評価が辛口だったのは解せないけど)。

本題:サッカーとキャリア


さあここからは本題です。あなたは今Jリーグの試合を見ています。ホームチームの選手がペナルティーエリア手前を華麗なドリブルで2人抜き去ってペナルティースポットのFWにスルーパス。オフサイドラインぎりぎりのFWの選手はワントラップして落ち着いてゴール右隅に流し込みました。

この記事を見るようなサッカーに興味がある方は上のストーリーに何かしら感じるものがあるはずです。このアシストした選手はテクニックがあってラストパスも出せる選手なのだなとか、ワントラップしたFWは落ち着いてるなとか、それオフサイドじゃね!?とかなんでも。そういった意見が出せるということは今までサッカーのキャリアがあったからだと思うんですよね。GK経験者はGKとしての気持ちがわかったり、指導者は指導者としての見方があったり、プレー経験がない人でも見ることによって目が肥えていきます。これって一生モノの財産で、歳を重ねていてもプレーしていなくてもキャリアは重ねていけるものなのではないかと自分は考えます。

自分で言えば今選手としてもレフェリー、サポーターとしても活動していて、リーグ運営や監督、いろいろな視点での経験がリンクしあっているなと実感することも多いです!またサッカーキャリアの種類が豊富なことは自分の強みだと思ってます。

サッカーキャリアとレフェリー

自分が今メインで活動しているレフェリー活動についてもお話してみましょう。レフェリー業界には特に十人十色のサッカーキャリアがあります。プレーの技量でカテゴリ分けする訳ではないので名門大学のサッカー部でプレーしてたレフェリー、九州リーグでプレーしていて途中でレフェリーに転向していたレフェリー、高校選手権県決勝まで選手とレフェリーを両立した人、はたまたプレー経験が一切なくJリーグを見続けて2級になった人、中学校まで野球をやっていて今は2級強化の県内のリーダー的レフェリーさんもいます。いろんな経歴を持った人がレフェリーをしているので、考え方もそれぞれ。際どい判定で意見がかち合うことも珍しくありません。しかし自分では思いつかなかった意見が出るのはとても興味深いと思っています。

普通の「努力」が出来ない今だから

このご時世(2020年4月現在)、外でチーム練習もできず、ラントレのために外に出ることもはばかられる状況で自分が今までやってきたことができないというのはシンドいと感じます。でも当たり前の環境がずっと続くなんてことなんて絶対にないですよね?仕事を始めてトレーニング量が少なくなるなんてザラだし年齢を重ねれば同じ質と練習量でパフォーマンスの維持や向上は難しい。ケガをすればその部位のトレーニングはできません。

だからこそ今できるいつもと違ったことが後々のキャリアにつながるのかも。そう考えながら毎日ありあわせで過ごしています。重い雰囲気と制限の中生活するのは大変ですが、この時期が皆さんの実りあるキャリアの大事な機会になりますように!

それではまた!

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