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What else?(他には?)
世の中にコーチングの資料や本はあふれていて毎回読むたびに新しい発見がある。また身近に尊敬できるコーチもたくさんいる。海外でコーチングの研修を受講したこともある。
毎回わかった気になって、実践して真意がつかめていないことに気づき、反省、勉強、実践。この繰り返し。。
コーチングはまるで砂をつかむよう。
よっぽど人に興味がないのかと自己嫌悪するときもある。
さて、数あるコーチングクエスチョンの一つにマジカルクエスチョンと呼ばれる質問がある。
それが
「What else?(他には?)」
Concise(簡潔)でPowerful(力強く)それでいてStraightforward(真っすぐ)に伝わる。
メンバーからのFeedbackを聞いているのに自らの話を入れようとする自分を抑制する意味でも効果的。相手が「もうないです」というところまで訊く。
これを始めてどんないいことがあったか。
私もこれを海外の元上司にされてどう感じたか。
メンバー
〇 言いたいことを最後まで言える
〇 最後まで聞いてもらえてすっきりする
〇 他に言いたい事なかったかな?と脳みそという炊飯ジャーに残った米粒という思考残骸を探せる。(この作業こそ自己探索)
〇 試されているようで企画脳がうずく(これ言ってみようかなのアイデアも放出しちゃう)
マネジャー
▼ 最後までストーリーを聞けるので全容が把握できる
▼ ずっと聞いているだけでメンバーがすっきりしていくのがわかるので余計な指導やカウンセリングが不要になることもある(そう考えると、他には?他にある?と聞いているだけでトータルの時間削減にもなっている)
▼ 自分が考えたことを言語化して絞り出そうとしてくれる姿に感動する(やはり人が本気で考えている姿は美しい)
▼ 新規アイデアをもらえる(これはいい確率でもらえる。実際、現場のほうがやっぱりいいアイデアを持っている。マネジャーは聞けていないだけ)
ということで、「What else?」クエスチョン、使い続けていきたいと思います。
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