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140字小説【僕の持っていたもの】

三人兄弟の未子として生まれた僕。頭脳明晰な長男と商才のある次男。どちらも生まれながらにして武器を持っていた。でも僕は要領が悪く無鉄砲。周囲から浮き、虐めに遭ったり大金を騙しとられたりした。だからこそ打たれ強く成長できた。ある日、妻が言った。「あなたは家族を守る盾のようね」


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