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140小説【可愛い溜め息】

他人の溜め息を聞くのは気分のいいものではない。だから私はつかないようにしていた。でもすぐ忘れる私は、気づけば「はあ…ふう…」と溜め息が漏れてしまう。はあふう言っていると、それを真似たのか四ヶ月の我が子も、小さな口を尖らせ「ふう」と言って可愛い笑みを浮かべた。

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