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140字小説【掃除屋】

街で懐かしい男と再会した。学生時代に掃除屋と呼ばれていた同級生。百円で部屋を掃除してくれた。当時いじめっ子だった俺。彼との関係は中立。懐かしさもあり意気投合した俺達は深夜まで酌み交わした。二日酔い予防にと渡された水を飲み干す俺。薄れゆく意識の中で彼が依頼されて来たことに気づいた。

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