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140字小説【二人を繋ぐパスワード】

他部署で働く彼が退職を決めたらしい。想いを伝えるチャンスに恵まれず、時間だけが過ぎていく。そんな時、私がいつも使っているパソコンが突然壊れた。「ついてない」そう思った。その話を聞きつけた彼がお昼に私の元へやってきた。「直せるかもしれない。パスワードは何?」「あなたの、名前・・・」

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