見出し画像

140字小説【失踪者の行方】

私の住む田舎町では謎の失踪事件が相次いでいた。不安になった私は建築士の夫が図面を書いた我が家にこもり始めた。月日は流れ失踪者の噂も聞かなくなったある日、たまたま夫の書斎に入った私は、机上に置かれた我が家の図面を発見してしまう。私は背筋が凍った。「嘘でしょ?地下室があるの?」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?