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140字小説【発明王の苦難】

「うわっ!」「凄いわね…何もない所でそんな派手にこけるのは、世界広しといえどあなたくらいよ」僕はただ新しい防犯アイテムを発明したかった。歩くと大きな音のする防犯砂利。それをヒントに発明した透明なバナナの皮。ベランダに置いたことを忘れていた。「防犯カメラでいいのに」妻の正論が痛い…

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