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継続を支えてくれるもの
幼い頃は嘘つきで空想好きだった痛夫。
母親がかなりの本好きで、その影響かよく小説を読んだ。
一人で登下校する時や就寝前は、頭の中に空想の世界が広がっていて、そこではいつも超人や怪物たちの戦いが繰り広げられていた。
そいつらの運命を握っているのはぼくだ。どんなに強くても創造神(ぼく)には抗えない。
なんなら死んだはずのキャラクターに命を吹き込むこともできる。空想の世界はなんでもありなのだ。
三十歳が近づくと、空想の世界に入りこむことはなくなった。
四十歳を過ぎると文章を創るようになった。
最初はブログで次は小説を創った。
長すぎると読んでもらえないと思い、数分で読める短い物語を創るようになった。ショートショートや掌編と呼ばれるものだ。
落ちのあるおもしろい話は中々創れないが、とりあえず一日一作それっぽい作品を投稿し続けた。
毎日投稿するとなると、出来が良かろうが悪かろうが、よほど酷くない限り恥を忍んで出し続けるしかない。
数が増えてくると、中にはそれなりに出来の良い作品が生まれることもある。
今現在、二百五十ほどのショートショートを創った。
この先、五百、千と継続すれば、今よりスキルに磨きがかかってくると思う。
その継続を支えてくれているのは読者さまの反応であることは間違いない!!
いつも腰痛夫のショートショートをお読みいただきありがとうございます!!
終
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