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140字小説【絶叫マシン】

「全然怖くないよ」男は浮気相手の理子を引き寄せた。エレベーター型の絶叫マシンはゆっくり上昇し、理子は不安そうに男を見つめた。だが本命の女とメールする男。「今、理子といるよ」女には理子と別れる事を伝えてある。すぐに返信がきた。「理子は事故で亡くなったのよ」落下と同時に男は絶叫した。

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