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140字小説【変な◯◯】

選手の名前が呼ばれ、僕ともう一人の男が向かい合った。交互に瓶で一発ずつ頭を殴り合う、百害あって一利なしの狂った我慢比べ。両者何度殴っても倒れなかった。瓶も頑丈なのか映画のようには割れない。結果は引分け。僕たちは固く握手し、お互いの健闘を讃え合った。夢から覚めると頭痛が治っていた。

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