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140字小説【エンドロール】

僕は友人の運転する車の助手席に座っていた。そして事故に遭った。無惨に横たわる自分を見て死を受け入れた。友人が助かったのは不幸中の幸い。僕の分まで強く生き抜いてほしい。どこからか聞こえてくる大好きなBGM。空には僕と関わった人物の顔と名前が下から上へ流れていく。エンドロールだ…。

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