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140字小説【誰も殺していない殺し屋】


私はね、大好きなコーヒーを飲むと飲む前の記憶が消えてしまうんだ。だから飲むタイミングを考えないといけない。君は私のことをベテランの殺し屋だと誤解したようだけど、人を殺したのは君が初めてさ。おっと、もう聞こえないか。ではコーヒーを飲むとしよう。

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