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うつ病から

診断が……変わる……????

もうかれこれ十年近く(通院出来なかった/させてもらえなかった時期含めると二十年以上)の付き合いになる鬱病ではあるが、もしかしたら鬱病では無いかもしれないとここに来て診断が進むのは少し意外だった。
どうやら母親が望む「元気で活動的な娘」というわたしの「素の人格」と思われていたのは、単なる軽躁状態だったのではないか疑惑が出た。
確かに大昔からある時を境にプツンと全てがどうでも良くなって元気になることがあった。何も考えずに衝動に任せて旅に出たりするのは普通ではなかったようで、わたしは活動的なのだと思っていたがそうではなく「単純に軽躁で歯止めが効かない」だけだった可能性がある。
今回たまたまその「少し調子いいからしばらく病院いかなくていいかな?」と「いやでも梅雨いつも体調崩すしきちんと薬貰いに行こう」の間の子状態のときにはじめて病院に行ったのだが、明らかに様子が違うと指摘されて笑ってしまった。

ああ、これ素でもなんでもなくて軽躁なのか。

母親の望む人格は病理で歪んだものだということが面白くなってしまったが、とりあえず鬱病か双極性障害かを見るために薬が変わることになった。わたしは一体どこに向かっているのか分からないし、とりあえずこの状態でも死ねたら楽だなあとしか思わないので何が変わるということでもないのだけれど。
でも、たまに軽はずみに普段なら絶対言わないようなことを口にすることがある自覚はあったので、それはわたしの性格が悪いというのではなく軽躁で止まらない多弁だったのかなと思うとちょっとだけ、少しだけ、心が軽くなった気がする。
なんて。それくらい図太く考えないと、生きていることが苦痛でしかない。


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