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コラム・エッセイ

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メインコンテンツのコラム・エッセイ集!通勤通学のお供にどうぞ!
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#フリーランス

超過酷でワクワクMAXなお誘い

皆さんはお仕事や普段の生活において、ドキドキワクワクしていらっしゃいますでしょうか? 世の中が不景気になってからは、ドキドキワクワクするようなお仕事も激減してしまい、若い世代に夢をもってもらえるような機会もすっかりなくなってしまいました。 その昔、バブルと言われた時期があって、その頃は世の中全体が舞い上がっていました。当時はお金に困るなんてことがなく、まさかこんなにお金に困窮する時代が来るとは思いもしませんでしたよ。 今回はそんな華やかな時代に誘われた超過酷でワクワクM

「紹介」するだけで収入に

私も個人事業主となってもうずいぶん経ちますが、最初のうちは飛び込み営業などもやっていて、けっこう上手くいってそれなりの成果を上げていました。 しかし最近は経験値も上がってきたこともあり、飛び込み営業というものは全くしなくなりました。ほとんどは以前からの繋がりだったり、知り合いからの紹介という形で、何とか生計が立っています。 今回はその「紹介」についてチョット思うことがいくつかあるので、そのあたりをお話ししてゆこうと思います。

「良かれ」と「売名」紙一重

フリーランスで活動をしていると、いろんな方々と知り合います。それこそ名の知れた大企業から零細企業、町工場やフリーランスなど。みなさんそれぞれの立場でさまざまな価値観をお持ちなのですが、その価値観は業種というよりも、環境によって大きく変わってくるように思います。 たくさんの方々と接する機会の多い方は、さまざまな価値観を受け入れようとするし、いつも同じ人ばかりと接していて、外部の方とあまり接する機会の無い方は、どうしても自分の価値基準が社会全体の価値基準かのように話す傾向があり

日本の名画満載動画コンテンツをYouTubeにアップしました

私は以前から自身の作品の撮影で、文化財とコラボレーションすることにこだわっており、今回もとても素敵なスポットを見つけたので、さっそく交渉し、実現に至りました。

ノーギャラの仕事は悪なのか?

SNSでよく見かけるこの話題。そしてほぼ100%の割合で「ギャラ無しの仕事は引き受けるな!」「やり甲斐搾取だ!」という正論で埋め尽くされます。あたりまえといえばあたりまえな話なのですが、あたりまえな話がなぜ話題になるのでしょう?あたりまえな話なら話題に上るわけがないですからね。 そこにはやはりそれでも繋がりを求めて、つい引き受けてしまうビギナーの受注者さんたちがいるからです。 今日もネットニュースで話題になっていたのですが、「学校行事などの写真撮影をする業者は、日給2万円

取材に行ってきました

先週約1週間ほど、奈良に行ってまいりました。 今年は奈良での活動をもっともっと増やしていきたいという想いもあって、今回は帰郷と取材とを兼ねたものとなりました。

アンタ、血は大丈夫?

皆さんは手術を間近でご覧になったことはございますでしょうか? 実際に手術をしたとか、身内が…などはあると思うのですが、医療関係者でない限り、実際の手術の現場に立ち会ったりすることはまず無いのではないでしょうか。 私は映像業界に身を置いてからもう30年以上経ちます。一般的なお仕事としては、企業様の映像コンテンツやテレビ番組、イベントなどの記録ビデオがメインなのですが、クライアント様の中には医療関係の方も多くいらっしゃいまして、病院案内のようなコンテンツや学会で発表する時に使

本業も大事だけれど

本業は映像作家なので、そちらの活動ももちろん大事なのですが、昨年9月中旬から開始したTOBE所属のダンスグループ「IMP.」(アイエムピー)の切り抜き動画チャンネル「TOBEism」がかなり順調に成長してくれていて、毎日とても気になる存在となっています。 TOBEといえば言わずと知れたあの滝沢秀明氏が立ち上げた芸能事務所で、「IMP.」はそのTOBEに所属している佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我の7人で構成されたダンスグループです。若いながらも皆

神馬と天空の鷲

ザクッザクッザクッ その時私は、真っ暗な闇の中を懐中電灯を照らしながら、5cm以上はあると思われる霜柱を踏みしめながら歩いていました。空には満天の星たち。吐く息は白く、不純物が一切混じっていないような透きとおった大気が辺りを包み込んでいます。 この日は旅番組のロケで、とある地域の牧場に撮影に来ていました。撮影部隊は5人ほど。プロデューサーと演出をするディレクター、カメラマン、音声マン、そしてカメラアシスタント。私は音声マンを担当していました。 夜中にロケ車に機材を詰め込

低単価からの脱出方法

noteとか他のブログ媒体を徘徊しても、「高単価案件の取り方」みたいな胡散臭いコンテンツが目白押しですね。実は怪しい情報なのか、本当に正しい情報なのかを知る方法は簡単です。 まずはその記事のライターのプロフィールを見てみましょう。「高単価」と一言で言ってもいろんな業界がありますから、その業界の専門家なのかどうかです。専門家でもないような、何屋さんかもわからないようなライターさんが書いている「高単価案件の取り方」という類の記事は、たいていネットに転がっている情報をかき集めただ

人気情報番組からの出演オファーがきた話し

ご存知のように、私は映像制作を生業としています。監督もやるしディレクションもやるし、カメラマンや編集オペレーター、音声マンをすることだってあります。ときには技術だけではなく、企画発案から携わる事もありますし、関わる媒体や局、制作会社もさまざまです。 東京でお仕事をさせていただいていた頃は、フジテレビやテレ朝、日テレ、TBS、テレ東、テレビ神奈川、スペースシャワーなどの局にはたいへんお世話になりましたし、情報番組やバラエティ番組だけではなく、ドラマや劇場公開の映画の撮影のお手

お仕事するなら必ず契約書を

お仕事をするにあたって必ず必要となる契約書。ですが、フリーランスという立場で活動をしていると、けっこう契約書を面倒くさがる方や口約束で済ませたがる方に多く出会います。実際にこの記事を読んでくださっている方々の中にも、契約書を交わすことができなかったせいで、嫌な思いをした方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回は実際にあった契約書にまつわるトラブルと、私が実践しているその対処法を書いてみたいと思います。 それでは本篇始まります。

フリーランスが案件ゲットするための極意

このnoteで記事を書いていらっしゃる方は、フリーランスで活動をされている方や、定職はあるもののそれ以外で何かしらの活動をされてる方が多いようです。 私のフリーランス歴は長いですから、いろいろとお悩みを相談されることも多く、毎週のように誰かしらの相談には乗っているのですが、今回の記事では、皆さんがけっこうな確率で勘違いをされている「高い技術を身に付けなければ案件は来ない」問題について、お話ししたいと思います。 結論から申しますと、案件をゲットするのにマストなのは「高い技術

視点を変えて表現することの重要性

以前知り合いの映画監督の方からのご依頼で、学生を対象とした映像制作のワークショップの講師のお手伝いをさせていただいたことがありました。 学生の数は10人弱。監督志望の方もいれば、俳優や技術スタッフを志している方もいて、なかなか興味深い学生陣でした。私がうかがった時は、学生が監督やカメラマン、役者などを役割分担をして「場所は学校。時は昼休み。男子学生が友達の女子学生の悩みを聞いてあげる」という内容の短編映像作品を作ってみようという課題に取り組んでいました。 伺った頃にはすで