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コラム・エッセイ

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メインコンテンツのコラム・エッセイ集!通勤通学のお供にどうぞ!
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2020年5月の記事一覧

個性を無くした大人たち

私はあまり学のある方ではないのですが、なぜか私の周りには博識な方々が集まってきてくださいます。彼ら彼女らにしてみたら、破天荒でもの珍しいだけだとも思うのですが。 これまでもそういう方々からは、さまざまな刺激を戴いてきました。でも最近なんだか、違和感を感じることが多くなってきたんです。専門分野で狭く深く研究されている方々は大丈夫なのですが、ビジネス系のサラリーマンタイプで、世の中を広く知っていなくちゃいけないあたりの方々。そのあたりの方々とお話しをしていると、ものすごい虚無感

いまだからこそ「まちづくり」を見直そう

コロナの影響でイベントや旅行ができなくなってから、観光産業を軸としていた町や村は大打撃を受けていますね。先行きも見えず、暗い気持ちになっている関係者も多いと思います。今回の記事は、そんな時期だからこそ、本気でアフターコロナに向けて「まちづくり」「まちおこし」を考えている方々に読んでほしいと思います。 私は映像コンテンツ制作を軸とした企画の提案を生業としており、「まちづくり」「まちおこし」のコンテンツに携わってきてもう30年ほどになります。その中で見えてきた問題点なども踏まえ

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そのDMはただのゴミ

カメラマン、デザイナー、ライター、声優、ナレーター、ミュージシャン、イラストレーター、SEなど、私の周りにはさまざまなクリエイターがいらっしゃいます。実際に顔を合わせた方以外で、SNSだけでの繋がりも合わせれば、数百人にはなるのではないでしょうか? 今回のこのコロナ騒ぎでは、フリーランスで活動されているクリエイターの方々への影響は大きく、現場に赴かずに、テレワークで作業が可能なようにシステムを組み換え、サービス内容も一新。ネットで同業者やクライアントのアドレスを収集し、片っ

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病に翻弄された128日<15>新大陸へ

【ニューマシン登場】 2014年4月18日。前回の記事「病に翻弄された128日<14>車いすの旅」でリハビリの様子を書きましたが、そのリハビリの一環で歩行機デビューもしたんです。歩行機は車いすの立ちバージョンで、立ったままゴロゴロと支えと共に歩くものなのですが、やっぱり入院してからずっと腰に負担を与えないようにしてきたから、さすがにすぐ動きまわるのは無理で、リハビリをする部屋の中をぐるぐると何週か周って終了。 足の筋肉は削げ落ちているし、腰も体重を忘れているから、とにかく負

病に翻弄された128日<14>車いすの旅

2014年4月8日に寝たきりの状態からコルセットデビューを果たし、その翌日に車いすデビュー。11日にはついに車いすで病室を抜け出し、病院内の食堂に向かいました。 【キラキラ世界】 食堂の入り口を入ると、ひさしぶりに日光というものを感じました。世界がキラキラして見えました。 ゆっくり時間をかけて外の景色を見ながら食事。はじめての感覚でした。