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コラム・エッセイ

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2020年1月の記事一覧

病に翻弄された128日<10>閉じた扉

【検査づくめの入院生活】 約2ヶ月の入院が決定となり、毎日のようにMRIやCT、レントゲンといった検査が行われました。もともと技術屋だからかMRIとCTの違いが気になって聞いてみると、どうやら水分がポイントになるらしく、水分を含むものに関しての検査はMRIが得意で、骨などの水分をあまり含まないものはCTが得意としているらしいです。  私としてはレントゲンの後にCT、そしてMRIという進化を遂げたと考えていたので、それぞれ得意分野が違うというのは、新しい発見でした。

病に翻弄された128日<9>寝たままの生活

【起き上がっちゃダメだよ!】 腰を悪くしてから1ヶ月半。やっと病名も判明し、3つめのS病院に入院することになりました。 記憶は確かではないんですが、入院1日目はわけのわからないまま時間が過ぎてそのまま就寝。2日目に朝ごはんを病室のベッドに備え付けのテーブルで食べていたところに担当のお医者さま(診察をしてくださった超優秀なO先生)が、回診にまわって来られました。そして私を見るなり、

病に翻弄された128日<8>病名発覚!

【S病院へ外来に】 2014年1月4日に腰に力が入らなくなり、立ち上がることができなくなって、名古屋市内のM病院に救急車で運ばれ入院。数日入院生活を送った後、薬の副作用で2リットルもの大量出血、M病院からE病院に緊急搬送。M病院では副作用で悪化した胃潰瘍を治した後、1月末に退院。腰の状態は相変わらずだったので、E病院にごり押ししてやっと紹介してもらったS病院に外来として定期的に通う形にしました。 溜まっていた作業や仕事を完了させてS病院に外来で通うように指示を受けたため、2

病に翻弄された128日<7>演者より目立った裏方

【残酷な神さま】 2014.02.08(土)。E病院を退院してから約二週間。いまだにろくに歩く事もできずカートがなければ移動する事もできません。しかしこの日は私が自社制作している音楽番組「The Shadow's TV」(以下カゲテレ)の公開収録の日。神さまは残酷でした。なんとこの日、大雪が降って名古屋の中心街でも数センチ積もるという最悪な事態に!

病に翻弄された128日<6>過酷極まるカートでの退院生活

【退院はしたけれど】 2014年1月頭に救急車でM病院に運ばれ、1週間しないうちに今度はE病院に運ばれ、約2週間の怒涛の日々を送った後、ようやく退院となったわけですが、結果として腰の治療はろくに行われないまま、歩いて数分のところにある3つ目の病院S病院を紹介され、外来の手続きをしにいくことに。