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藤井竜王 A級昇級

圧倒的な将棋だった。

noteを春で埋めつくそう、の企画から


将棋界で春と言えば名人戦そして順位戦の昇降級の季節だ。

昨日B級1組順位戦の最終戦が行われ、藤井聡太竜王が10勝2敗でA級昇級を決めた。

90手目 3七銀
佐々木七段投了。


以下、局後インタビュー。抜粋。


藤井竜王
「(先手の3ニ銀成について聞かれ)対応せざるを得ない状況だった。」
「(勝ちを確信したのは)最後の7五玉でやっと安心。」

佐々木七段
「読みで上回られて気がついたら負けだった。」
「3ニ銀成りはいけると思ったが上手く凌がれた。」
「悔いはない。」


藤井竜王はC級1組で2年を費やした以外、毎年昇級と驚異的な記録で順位戦最高峰のA級に駆け登った。
19歳7ヶ月の記録は史上2位。

将棋を見るようになって30年以上経つが、
10代の頃の谷川九段や羽生九段は序盤中盤はなんとかおさめ終盤で一気にリードを奪う指し回しだった。

しかし藤井聡太竜王の将棋は今局の先手3ニ銀成以降の読み筋でも披露された先輩棋士を圧倒する素晴らしい内容。
まさに序盤中盤終盤ともに隙がない。

数年後には全冠掌握していてもおかしくない。

相変わらずのダジャレ満載の豊川節。
深夜にはいささか胃もたれしたw

と解説を眠い目を擦りながら見て思うパチスロ狂であった。

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