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押し上げ日記03 2024/05/06(月)~長谷川町子と『自分を愛する本』~

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ひょんなことから長谷川町子美術館(記念館も含む)に行った。

企画展のオブジェクト
(撮影:わたし)

サザエさんの著者で知られる長谷川町子は「女性初のプロ漫画家」らしい。その肩書を知って「ふつうに偉人じゃん」ってなった。姉妹達と会社を立ち上げたり、美術品収集家の一面があったり、興味深い生涯だった。でも、自伝は書いて無いらしくてガッカリ。それは書いておいてくださいよ~、読みたいじゃないですか。

記念館にはサザエさんの家のジオラマが展示されていた。6部屋もある広大な平屋だった。玄関すぐ脇に「サザエさんとマスオさんの部屋」なるものがあるらしいけど、アニメでは一度も見た記憶がない。更にジオラマの置かれた付近の壁には、花沢さんが家を解説するという趣旨のイラストが描かれていた。花沢さんはカツオ君に並々ならぬ好意を抱いているようで、カツオ君とワカメちゃんの部屋を、「将来、(カツオ君と結婚した)私が使うことになるかしら」とハートマーク付きで解説していた。10歳かそこらで生涯のパートナーを選定し、かつ婚姻後の生活を現実的に想像するその明晰さには感嘆させられる。

美術館の近くにアマムダコタンというお洒落なパン屋さんがあると知り、「味な副音声でやってたやつだ」って喜び勇んで行ってみたら、なんと休業日だった。残念だったけど、食べ物との出会いもまた一期一会なり。


道中、最寄り駅でめちゃくちゃ足を蚊にさされた。なぜこの時期に? 靴下も履いてるんだが、靴下の上からやられるだと? なぜ遠出した先とかじゃなくて最寄り駅でやられるんだ、この世は理不尽だ。


家に帰ったあと、なぜか急激な眠気に襲われた。珍しく炭水化物を沢山食べたからかもしれない。ベッドに横になって『自分を愛する本』(kai × 服部みれい)を読みながらうつらうつらした。「自分を愛する」は、使い古された表現かもしれないけど、ある種の人間にはそれが1番難しい。やっかいな課題に対して向き合ってくれたこの本に感謝。

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