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【デザフェス57報告会】ブースとRT祭編

いつもならデザフェスが終わってから投稿する「報告会」ですが、今回は準備編を本当に準備中に書いてみようと思います。
自分自身、変化を見てみたいと思ったからと、臨場感が出るからです。

デザフェスとは何か?からは始めません。このご時世なのでググって欲しい。知ってるものとして、出展者さんへのフィードバック的に書きます。

10ブース・7組の配置の考え方


全体のMAPから、傾向と対策を考える。

今回で2回目となる10ブース=7組の出展。
大ブース×3・小ブース×4となります。
「小ブース」と言っても、230cm幅使えることになり隣と相談すれば通路幅も折半出来るので結構広いんです。

また、「チーム内に積極的に発言できる」×「客として複数回足を運んだことがある」方がわたししかいない為(積極的に発言してくれる方は数名いる)、あまり出しゃばりたくないものの采配を考えます。

この場所の特徴を捉える。

「南館4階 189~193・206~210」
基本情報として、南館・西館共に入口は「2F」です。
ここから「1Fに降りるか」「4Fに上がるか」という選択になります。
そして、その階の「入口はどこにあるのか」
次に、「大通りはどこにあるのか」

①西館と比べた南館。

「どちらを目当てにするお客様が多いか」で、お客様の回遊が変わると思います。
事前にチェックするタイプの方であれば、西・南どちらに行くか決めてくるでしょう。
しかし、初めて来てみた・事前チェックしてない方は、ほぼ100%西館に行きます。
色々なSNSでデザフェスに初めて行ってみたという方の投稿を見ますが、今の所100%です。
そして、西館1F・西館4F・南館1F・南館4Fとあるけれど、これを制覇できる猛者(もさ)はほんの一握り。
私なら、どれか一つのフロアで疲労困憊です。(他イベントでもそう)
ビッグサイトはその名の通り、かなり広い!
せっかく来たし…と頑張って一通り歩くとしても、本当に歩くだけになってよっぽど目立つブース・好みの雰囲気でない限り、近寄って足を止めることは無いと思っています。
以前よりは南館での開催が認知されてるとは思いますが、南館の出展者は西館のそれよりも一層、事前の努力が必要になると思うんです。
(デザフェス、西=アート・南=ファッションをたまに入れ替えてくれないかなーと思う。搬入出も南館は大変なのですよ…。)

②入場口→自ブースの人の流れを想像する。

今回の場合、一番遠いのです(悲)
SNSで出展者さんの投稿を見ると、「Q」「P」の方が
「奥ですー」って言い放っておりますが!よく見てください!
確かに建物的には一番奥なんですけど、入口側なので「手前」なんですよ。
逆に、「O」という場所は西館から頑張って疲れきった方が来るか・南館を見終えて西館orキッチンカーエリアへ移動する気満々の人が訪れる場所になるんです。

③西館との連絡通路に近い。

①②で申し上げた通り、この場所は
南館を見終えて西館に行く人が多い」
西館を見終えて南館に行く人が多い」
という場所になります。
一番のフレッシュな気持ちの方が訪れる可能性が低い場所です。
つまり、素通りされる可能性がとても高い。

④大通りに面している。

1番最初の出展は、大通りに面していました。
通常の通路と違って広い。お客様が遠い。アクセサリーは小さい。見えない。
当時は写真パネルなどもあまり用意していなかった為、かなり不利でした。
ぎゅうぎゅうの狭い通りだと、ちょっと見ようと思うだけでテーブルのものが目に入ってくれるんですよね。
これも勘違いしてる方が多くて、
「人がたくさん歩く道」「人がたくさん来てくれる」ではないです。
しかも今回、ブースの並びが前回と違うんです。
ブースが大通りに面している部分は、ブースの横になります。
つまり、横から見た時のブース内の汚さが目に入るんです。
どれだけ正面をキレイにしていたとしても、横の方が先に目に入ってしまう。
方向によっては、横だけでなく後ろから見た机の下の汚さが最初に目に入るという!

場所に適した配置を考える。

割とデメリットが多いのですが、そのデメリットが少しでもかすむ様にはしたいですね。わたしが提案した案を採用して頂いたんですが、ヒアリングをして、私の方も上記のようなプレゼンをチームにして決まりました。

①大通り側に服屋さんを配置。

特徴④で書いた通り、今回は「大通りから見るとブースのキレイな所よりも汚い所が多く見えてしまう」仕様になっています。
おそらく、このチームにしかできないかなと思うんですけど
そんな大通り側を正面にすることが可能だな、と気付きました。

このチーム内でいうと、ブースが目立つのはアクセサリーで言うとIROLABになりますが、服屋さんが適任なのでは、と思いました。
前回・前々回見ていましたが、アクセサリーよりも服の方がお客様のアクションが大きいんですよね。
なので、メリット2つ。

  • 大通りでのアイキャッチとなれる。

  • 服を鏡の前で当てて見たいお客様が不自由なく見える。

②ほかのブースの配置パターンを考える。

①は、面積で計算して適性なタテヨコサイズに変換しました。
4箇所あるはずの角ブースが3箇所のみになってしまうのですが、このチームは前回もそうでしたがあまり角になりたくない人が多く…。
もし角ブースになりたい人が他にもいたら、この案もボツでした。

③角ブースの配置を考える。

次に、これ以外の配置パターン。
上側・下側共に「大×1・小×2」のパターンが一番シンプルでした。立候補した角ブース希望者が、服屋さんと反対側の角に。

④中央はみんなで共有する。

前回もそのようにしたかったのですが、中央に服屋さんがいた為、結局あまり叶わず…。案外、自前什器が大きかったんですよね。
今回は、多分これがちゃんとできるはず。
とはいえ、基本のブースサイズは意識できるように当日は早く行って私が養生テープで仕切りを作ります。

⑤壁を使わない。

これは、うまく使えたらブースの前後の人が折半して両面を使うという方法もあると思うんですよね!今回は特にいなかったので無しになりました。

RT祭についての考え方。

さて、ブースの場所がどこであろうが、事前に知ってもらうことが大切ですよね。まだ昭和の感覚の人が多いので、毎回言いたい。
電車に乗ってもスマホ見てる・歩いててもスマホ見てる・寛ぐ時もスマホ見てる、そんな時代です。
「人がたくさんいるから、分母が増えるので買ってくれる人も増えるはず」
…なんて、そんなわけはなく。

情報が勝手に流れてくるSNSで、より良いものを見ている消費者ばかり。前みたいに、テレビか雑誌を見ないと良いものが見つからない時代じゃないんです。すべてはWebの中。

前置きが長くなりましたが、基本的なRT祭の考え方は変わっていません。

Twitterのアルゴリズムや画像、課金など色々と変わりましたが
デザフェスRT祭の仕様はそこまで変えていません。
一応、以前に加えてお伝えするとしたら…

  1. 「作品名」は必要な時にだけ入れて、基本は入れない。

  2. 実用的な説明は最低限に留める。

  3. ブース番号がアルファベットなので、「南4F」は少し話して記載。

  4. 土日と入れない。

  5. 余計なハッシュタグはつけない。(「デザフェスRT祭」とか)

  6. 検索しやすいオリジナルのハッシュタグはつける。(「デザフェス57のイロラボ」)

  7. Twitterブルー特権の太字を使ってみた。

  8. MAP画像を使わない。

  9. 当然アカウント名はデザフェスのブース番号

こんなところですかね。
ちなみに、わたしの場合は
TwitterブルーはPCの方から契約したのでPCの投稿だけしかできません。

そして、Twitterブルーは文字数の制限が無いものの、文字数オーバー部分にハッシュタグをつけても検索されないはずです。(事前に試してみた結果)

とはいえ、RT祭で長文も違うかな?と思ったので今回も、文章はひとことだけ。いうなれば「写真でひとこと」です。

どういう言葉をつければウケるか?
※「ウケる」→「ちょっと目を留めてもらえる」→「他の投稿も見たいと思ってもらえる」→「実物を見てみたいと思ってもらえる」

人の投稿を見ていて、

  • ポエミーすぎるのはちょっと引く

  • 金具の素材の事ばかり言われても夢がない

  • 来てね来てねばっかり書かれてるとちょっと引く

これらはあくまで、「ハラダ目線」の話なので一般論ではないと思います。でもきっと、IRO LABに目を留めてくれる方って価値観がちょっと似ていたりするので、ここは私の直感の好みで考えています。

IRO LABのRT祭についてもっとよく考える。

現時点での投稿のデータを書き出してみます。

①RT:28 ♡:87 閲覧:7189 ブクマ:9
Vol.56でも反応が良かった画像をそのまま使いました。
多分、今回も一番良いです。
画像の色味をなるべく合わせて1枚の画像にしたもの。
大きい画像にたくさんの作品が乗っている写真は人の心を打ちやすいんですよね!

②RT:11 ♡:30 閲覧:3966 ブクマ:2
動画を使ってみました。デザフェス公式にRTしてもらえたものの、イマイチだったのは空の写真の使い方だったなぁと思います。(自分で後で見たらあまりキュンと来なかったので)

③RT:13 ♡:30 閲覧:2594 ブクマ:1
これは自分としては結構好き。公式にRTしてもらえなかったけど、②とあまり変わらない感触なので、このツイートの評価としては「◎」です!

④RT:7 ♡:28 閲覧:1555 ブクマ:0
これも自分は好きです。②より閲覧が1000くらい差があるし、公式にRTもされてないのにまぁまぁ良い評価をいただけたので、やっぱり良いよね~と自画自賛しています(笑)

⑤RT:8 ♡:34 閲覧:5611 ブクマ:3
アクセサリーそのものじゃなくて、雰囲気のあるモデルさん写真にしました。題材的に万人ウケするものではないので好みが分かれるところでしょうね!
また、写真では伝わらないのでこれは文章に作品名・軽い説明を入れるパターンです。

⑥RT:4 ♡:13 閲覧:963 ブクマ:0
⑤の続編ですが、これは万人ウケしない+作品の知名度が関わってきます。
なので、説明というより人に身近な「場所」に焦点を当てた文章を。
インスタではめちゃめちゃ好評だったんですよねー。

⑦RT:10 ♡:43 閲覧:4166 ブクマ:2
これは2日目の投稿で、RTされました。
全日の反省により、急遽簡単な解説画像1枚を作ったんです。
これも閲覧数から見たら結構良い反応でした!
「一目でわかりやすく」は大事ですねー。

⑧RT:6 ♡:36 閲覧:4132 ブクマ:0
⑦と同じく前日の反省で作った画像。動画入りにしたら、画像サイズが変わってしまいました…。

⑨RT:10 ♡:24 閲覧:1884 ブクマ:3
公式にRTされなかったものの、ブクマ率・いいね率を閲覧数から考えると、とても高評価!これを最初に持ってくればよかったなー!と後悔。
やっぱりモデルさん画像、いいよね♡とうっとりします。
目がカッコイイので目線入れたくて3枚ずつの写真を前日に作ってたんですよ。でも口元も艶っぽくてよい…!!

⑩RT:9 ♡:57 閲覧:5162 ブクマ:7
見切れても構わない写真を3枚使った空リングの写真。
こちらはRTされたのでたくさん見てもらえました。
太字にすることで、RT必須事項との差別化も出来たかな?

チーム内でRT祭の結果をフィードバック

これができるのも、チームならではなんじゃないでしょうか。
お互いに勉強になりますね!

  1. 「5投稿・4RTされた!」

  2. 「10投稿・5RTされた!」

  3. 「11投稿・9RTされた!」

  4. 「9投稿・3RTされた!」

  5. 「22投稿・3RTされた!」

  6. 「11投稿・6RTされた!」

本当に人によってまちまちでした。
これら以外にも、フォロワーさんが何人くらい増えたかという話も。
増え方はひとぞれぞれでしたが、全員フォロワーさんが増えたとのこと!(嬉しいね!)

デザフェス公式も、たくさんの投稿からランダムにRTしているのでしっかりと見ているわけでは無いと思いますが、それでも

  • 文章が明らかに手抜きなのはRTされにくい

  • 写真がキレイ・大きいのはRTされやすそう

  • 複数の写真があってもほぼ同じだとRTされにくい

全部コピペ、という人がいまして(笑)
それはやっぱり…RTされにくいし、せっかくされても見る人も遠のきますよね。
コピペをした理由って、突き詰めれば「自分が楽だから」じゃないですか。
厳しく言えば「手抜き」なんですよね…。
事情は人それぞれなので、それが良いとか悪いとかではなくて事実として、です。

あと、写真はやっぱり「4:3サイズの画像一枚に複数作品がある」ものが反応が良かったようでした。
メンバーのRT祭直後のデータをExcelに転記しました。狂っててごめんなさい。
メンバー5人のデータの上位4件が、これに該当したので、確率としては多少信頼できる数字になるかな?と。

わたしは、いろんな人にアドバイスとして「デザフェス出るならTwitterを頑張ると良いですよ」とお伝えしています。
でも、結構「RT祭でRTされる」をゴールにしてる人が多い事に最近気づきました。

RT祭でRTされる

デザフェス公式のフォロワーさんに見てもらえる

広く認知してもらえる

(まだまだ続く…)

そこ、ゴールじゃないです…。

SNSは、実店舗と同じ役割なんだということ

TwitterでもInstagramでも、魅力的な発信をされている方って、その人自身も魅力的で、作品も魅力的なんですよね!そして、記憶に残る。

例えば、

①こだわりの靴下屋さん!写真もきれいだし人柄も好きになっちゃう

②ロマンティックな世界観。いつも丁寧に作品紹介をしモデルさんもみんな可愛い!

③自分よりアクセサリーの世界観を前面に出す。


1投稿を大事にしてるアカウントで、ぱっと思いついたのはこのお三方。
三者三様ですが、それぞれに投稿内容に「芯」があるなと感じます。
ちゃんとお客様からの見え方を考えていらっしゃる。
お客様を安心させられる、とも言えますね。
だからこそ作品への想いもアツいし、ファンの方の「好き」も強くなるんだと思います。

ちょっと話が逸れましたが…。
1投稿が丁寧は人は、やっぱり信用できるし、好きになれるなと思うんだよってことです。
みなさんはどうでしょう?

noteはコメントできないので、Twitterのコメントでも、こっそり言いたい方はDMでも、気付いた事があればお知らせください☺

気付いたらまた5000字超えて書いてしまいました。
この長文のねぎらいに、この記事に「いいね」してもらえたら嬉しいです。
めちゃめちゃ嬉しいです。(切実)


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