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発達の勉強 はじめました。

発達とは

保育の養成講座の中でも、実は発達の話はあまりないのだそう。
まして、私は自学自習で保育士試験を受けて保育士をとったので、発達をしっかり学ぶ機会は今までありませんでした。

保育の仕事の中で「発達を踏まえて考える」のが大事だなぁと、昨年度数回研修に行かせてもらう中でどんどん発達をちゃんと知りたい、学びたいという思いがどんどん大きくなり、ようやく今年、発達の学校に申し込めたのでした。

ところで、発達ってなんなの・・・YO!YO!

日々の生活で発達って使いませんよね。
保育の仕事の中でも「成長してるね~」とは言いますが、
「発達してるね~」とは言いません。

発達とは表面的な姿の変化だけでなく、生活の中で作り出される本質の変化である。

人間発達研究所所長 中村隆一

《例》
赤ちゃんは一歳半くらいで言葉を話す。
検診ではたくさん言葉を言えるかをみているのではない。
指さしはしますか?指差しをする場合は三か月くらい様子を見る。
しかし、言葉を話せても、ずっと絵本を見てひとりでしゃべり続けるような子の場合は、一緒に遊ぶ教室などを紹介する。
発声<指差し。
言葉とは、コミュニケーションの道具。
言葉を発声できるかではなく、コミュニケーションがとれるかどうか。
それが発達の視点から見た発語。

発達を支援する

できることを増やすことが、発達の支援ではない

発達保障学校

その子(人)がどういう視点で世界のことをみているのだろう
~発達保障の実践の視点

発達保障学校

《例》
積み木を積む課題ができなかった子に積み木の積み方を教えた。
積み木を積むことはできるようになったが、ペンやボールを渡すと舐める。
それでは積み木の課題ができるようになったとは言わない。
目的をもって物を操作する
ペンを持ったら書く、ボールを持ったら渡してくれる等、目的をもって道具を使うことができるかどうか。

まとめ
できることを増やすことが発達の支援ではない。
生活の中で、どういう視点で世界と関わっていくか。