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いろんな国からこんにちは! 留学生のみなさんと音楽ワークショップで交流しました

text: あっこ(サポートスタッフ)

川崎市国際交流センターでは、外国人留学生を対象とした修学奨励金の助成制度があります。その受給者を対象とした説明会には、各国から川崎に集まった留学生約20人が参加。日本国内の大学や専門学校等に通うみなさんの交流を図り、お友達になってもらうことを目的に「いろいろねいろ」プログラムを行いました。

開始前の打ち合わせ。全体の流れ、参加者の配置などを確認。


会場の川崎市国際交流センター

今回のワークショップでは、留学生のみなさんに日本の音色にも触れていただきたいということで、最初に琵琶奏者のAshさんが演奏。

琵琶の説明をするAshさん

琵琶のルーツは古代ペルシャと言われ、シルクロードを経て中国に伝わって琵琶(pipa)となり、日本には7~8世紀に渡ってきました。日本にも様々な種類の琵琶がありますが、Ashさんの楽器は「平家琵琶」で、その名の通り平家物語を語るときに使われる楽器です。
日本の音色でありつつも、アジア各国から来ているみなさんには少し懐かしさも感じる音だったのではないでしょうか。

メインのファシリテーターを務めたのはヴァイオリニスト&認定ワークショップデザイナーの南條由起さん。
初対面の留学生たちの心を安心させ、ほぐし、みんなで手をたたいたり、簡単な楽器を使ったりしながら、交流していきます。今回はお互いの名前を楽しく覚えてつながってもらおうと、自分の名前に簡単なメロディやアクションをつけるワークも。名前と個性が結びつき、どんな人なのかな? ということが垣間見え、自然とみんな笑顔に。
短い時間ではありましたが、音を通じて相互理解と自己表現ができるこの音楽ワークショップを通じて楽しく会話も弾み、参加者どうしで友達も作れたようです。

メインファシリテーターの南條由起さん


ワークショップで使った楽器を持って、はいポーズ!

留学生のみなさん、ぜひ川崎、そして日本での生活を楽しんでくださいね!

川崎市国際交流センターでは、7月9日に4年ぶりとなる「インターナショナル・フェスティバル in カワサキ」が開催されます。
こちらでも「いろいろねいろ」ワークショップを実施します。どなたでも参加できますので、ぜひ一緒に音楽で遊びましょう!

https://kian.or.jp/evenko23/event/festival.shtml


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