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弱っている時の恋愛は要注意

社会人になってからの恋愛で気づいたこと。

弱っている時に付き合い始めた人は本当は私が好きな人ではない。


社会人1年目、誰だってきっと大変な時。社会人としての生活になじむ、会社になじむ、仕事に慣れる。知らない世界に飛び込んで最初は苦労が絶えないはず。

私が配属された部署は社内でも一番ハードで体育会系のところ。誰も優しく教えてくれないし、一人で勝手に一人前になることが求められていた。

加えて指導役の先輩のパワハラ。私は配属早々、正直ウツの一歩手前くらいになってしまったと思う。

社内の同期や就活で知り合った人とはちょくちょく連絡を取り合い、お互いの近況報告をしていた。私はもっぱら心配されるばかり。

その中でもなんだか毎日連絡を取り合う人がいた。同業他社に入社し、地方に転勤になった人。向こうは見知らぬ土地に一人で寂しかっただろうし、私の配属された部署は彼の希望する仕事だったこともあり、連絡をくれたんだと思う。

研修で東京にいる時は2人で飲みに行ったりもした。ただの友だち。でも私が辛くなってからはたくさん話を聞いてくれて、励ましてくれた。

配属から2、3ヶ月経って、私は夏休みをもらった。同時期に夏休みの友だちが皆無で、暇だったので彼のいる地方に行って観光案内してもらうことに。

そこで告られ、付き合うことに。

正直その人を好きだったかと言われると別に好きではなかったと思う。

でも仲良い友だちだったし、忙しいから遠距離はちょうどいいかも。何より私は仕事が辛すぎて心のよりどころが欲しかったんだと思う。

しばらくは仲良くやっていた。月に一度くらいはデート。でも段々と彼の考えの浅さとか常識のなさ、物の知らなさが気になるようにはなっていた。

頭が良い人がタイプなのでちょっと嫌気がする。まあ社会人1年目なんてそんなもんなのかもしれなかったのかもだけど。

忙しい合間に会うのが面倒になっていった。

そして2年目になると私は異動し、少し余裕ができた。自分で考える時間が取れるにつれて、「この人と付き合っていく意味あるのかな」と疑問が。

元々好きなタイプではなかったし、優しさがそこまで必要でなくなった時に、嫌な部分ばかりが目につくようになった。

この人がいなくても生きていけると思ってしまったらもう修復できない。

辛い時に支えてもらって、付き合ったのは無駄ではなかったかもしれない。でも今振り返ってみても私はあの人のことは好きではなかった。

辛すぎて好きじゃない人と付き合ってしまっただけ。

つまりは辛い時は普段ならしないような判断をしてしまうということ。

長くなったがここからが本題のマッチングアプリでの話。いくつかマッチングアプリで出会った人の話を載せたが、

ネットストーカー男に私が出会ってしまったのは、私が傷ついている状態でアプリを始めてしまったから。

https://note.com/irohas2chan/n/n6080fd2ebd82

元彼と別れてそんなに経たないうちに登録したがゆえに、ガンガン距離を詰めてしまう人の口車に乗せられてしまった。

話に乗るべきではなかった。早く新しい人を見つけないとこっぴどくフラれた傷は癒えないと思ったけど、自分の中である程度消化してからじゃないとまた同じ過ちをふんじゃうよね。

少し経った今ならそう振り返ることができた。