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登園時のあの現象の洗礼を受けた話

朝保育園へ行くと、娘の熱が38度だった。
娘は今まで体調を崩したことがなく、予防接種の副反応以外ではみたことのない体温だったこともあり、動揺しながら家へトンボ帰りする。もう一度自宅で体温を測ると、平熱に戻っていた。

でた。
全国のワーママが脱力するやつだ。

慣らし保育中で、娘のお迎えと仕事の新規開拓以外の予定のない今の私だから「まあ…そういうこともある」と思えるのだが。
出勤しようとしていたパパママさんの予定が余儀なく変更されたにも関わらず、自宅に帰ると何事もなかったかのように元気に走り回る我が子。
最初こそ「何事もなくてよかったね」と思うかもしれないが、何度もあると仕事と子どもの間で板挟みになり、精神的に削れて胃を痛めてしまいそうである。

新型コロナが流行しているご時世だ。熱が37.5度以上あったので一応受診すべきか悩み、いつもの小児科に電話した。

「赤ちゃんは体温調節がうまくできないので、そのときちょっと暑かったのかもしれないですね。いつもと様子が違うとか、機嫌が悪いとか、変わった様子がなければおうちで様子を見ててあげてください」

ですよねー!

いつもと全く同じように、部屋をちらかしまくる娘。
先日購入した医療用の非接触式体温計で定期的に体温を測るも、常に平熱。
夜も平熱。
あの見たことのない体温は、なんだったのか。
「今日はおうちにいたい」を体温で表しているのだろうか。

かくして、私は朝の保育園で何故か子どもの体温が高い現象の洗礼を受けたのである。
呼び出しや突然の仕事休みと自分の気持ちの折り合いを上手くつけていかないとな、という出来事だった。

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