蛇足の百足

 この記事にたどり着いでくださり、ありがとうございます!自戒として「文章はもっと主旨だけにしぼろうな」と綴ります。

 毎日更新の大変さを実感しつつ、1週間ほど連続でnoteに投稿しています。打つ中で自覚あることがひとつ。蛇足が多すぎます。文章構成については学校の授業以上の知識がないのですが、間違いなく国語の先生が言っていました。

「話題はしぼって、ひとつの文章にはひとつのテーマ」

 そうしないと何が言いたいか分からない文章ができてしまいます。書き手は言いたいことがあるから文にするのに、言いたいことが響かない。下手すると読み手は何が言いたいか、分からない。これは防ぎたい悲劇です。そして、偉そうに言っている私のnoteは1本の主題でニョロンとした蛇テキストではなく、寄り道の蛇足が多いのです。連想ゲームのような付け足し多く、脇道それてばっかり。わかっちゃいるけど止められない。

 言い訳をすると、自覚はあるのです。ただ、提出期限も文字数制限も、何より添削する先生もいないと我慢がききません。次回に回せば良いのですが、noteを定期更新する習慣や文章を太らせる技術がまだ染み付いていないためなのか。この機会を逃すまいと、もったいない根性のように色々浮かんだ話を詰め込んでしまいます。もはや理想の蛇テキストに足をつけすぎて足が百本、ムカデです。爬虫類が虫になってしまいました。今だってそうです。ムカデの毒はたんぱく質毒なので、噛まれたらお湯で性質を変化させ無毒化しましょうと、蛇に無駄足パーツを新たに装着したい。己が欲のまま!


 これではいかんので、解決策を考えます。文章としての対策は、手直しする時点で箸休め以上の関係ない話は削ること。書きたい場合は新しい文章として作ることです。好きで更新しているんだから、テーマも記事の本数も自由にできます。何より、赤入れる先生がいなくとも読み手の方々がいるのです。趣味による投稿と偶然の巡り合わせと言えど、お時間いただくからには、良き出会いにしたいのです。まだ、自分のためが強すぎて、ムカデを召喚してるので、もう一つの面への対策が必要かな。


 もう一つとは、技術な面ではなく欲求としての詰め込み癖への対策になります。noteか友達に電話か分かりませんが、言いたいこと出来るだけ、出すこと。単純ですがこれに尽きるのかなと思います。
 表現したい、伝えたい、共感して欲しい。せっかくのnoteという機会だから今回の投稿で全部話したい、ではなく、次回はこれを伝えように気持ちを移行させる。膨らませそこなった蛇足も付け足しではなく、ひとつの蛇テキストとして成り立たせれば今以上に表現したい気持ちも解消されるのではないかしら。

 結局文章力と絡まって、速さや技術が重要になり、向上は大変です。特に長い文、慎重な話題は書きかけで待機が増えるばかり。けれど、届けたい言葉がのど詰まらせるくらいなら、ちゃんと方法がある限り、解消した方が気持ちよく過ごせるというものです。話題によって媒体を探し・選択しつつ出す。言いたい気持ちが落ち着けば冷静な文章作成ができるという物でしょう。落ち着いたら、以前のテキストも確認して削り、蛇足はひとつの記事として、再構成した方がいいかもしれないと考えています。



 欲求不満の解消方法は他にもあるかもしれません。見つけたらできることはしていくと思います。早く自分の気持ちだけでなく、読み手の方々にももっと配慮してききたいです。

 稚拙な文章、お読みいただきましてありがとうございました。できればこのまま、文章力の向上に努めたい所存ですので、お時間ある際はぜひお立ち寄りください。

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