時間が無いから本気で遊ぶよ
(全文無料)
今も昔も時間は平等。みんな平等に歳を取る。
では時間の使い方は?
個人差はあれど、時代と共に大きく変化しているはず。
現代の子供たちは、学校に塾に習い事、部活動に大忙し。
アイヌ民族の子供たちも狩りや子守、水汲みやお手伝いに忙しかったようです。(明治前後までのお話。今は違うのかもー)
自然と共に生活している彼らは、夜更かしゲームなんて出来ない。自然の厳しさに耐え、動物の命に感謝しながら頂く。そんな生活を送っているアイヌの子供たちは明日にでも狩りに参加できるように訓練する必要があった。
彼らの遊びの本質は生きる事。狩りの訓練を遊びに取り入れる。そして集団遊びで、マナーや上下関係を学ぶ。
生きるための基礎訓練が遊びなのである。
最近は何でもかんでも「学校のせい、先生のせい」だけど、違うんだよね。
「先生が教えるべき~、学校教育がもっと~」なんて誰かのせいにしないで遊びで身に付ける方が主体性があって良い。
だって楽しくないと覚えないでしょ?楽しい事も「勉強」という枠組みに入った途端嫌になる子も多いでしょ。遊びの中であれもこれも覚えちゃった方が「楽」。
大人についても同じ。
新入社員の多いこの時期に思うのは「教えてもらう待ち」の人はやっぱり、成長しない。「習ってないから」「やったことないから」「~が教えてくれないから」を永遠に言い続ける事だろうと思う。
「忙しくて遊ぶ時間が全然ない」なんていうけど、きっとそれは使い方の問題。もしくは選択の問題。
アイヌの子たちは遊びの時間が少ないから遊びに工夫をした。男の子は狩りに活きる遊び。米俵に弓を打って遊ぶ。上手くなると俵を引っ張って走り、標的を動かした。女の子は刺繍や裁縫をしていた。
全力で遊べば、狩り(仕事)に活きる。
狩りが早く終われば、時間が増える。
趣味も仕事になるくらい全力で走った方が人生が豊かになるのかも。
私は「和」を軸にnoteやブログを続けている。それは完全な趣味なんだけど、そこで得た知識は仕事に活きているし、将来的にライフワークになればと思っている。
そのためにもまだまだ遊ばなくては。
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