山里亮太「天才はあきらめた」感想

結論からいきたいと思います。
最高でした。

お笑いファンにはほんとにたまらない一冊

「天才」に憧れ続けた「天才」のお話

本をあまり読まない僕がめちゃくちゃさらっと読みきれたし
本の後半で解説を若林さんが書いてくれてるので、読み応え抜群！

山里さんの異常なまでの嫉妬
でもそれを全てパワーに変えれる力

理由は「あいつらを見返してやりたい」「あいつらに復習がしたい」やけど
してきた努力は全て筋が通ってて結果も出してて
シンプルに読んでて、山里さんかっこいいなーって思った

幼少期から現在までが綴られてるんやけど
大学の寮で出会った人たち、芸人仲間、元相方、知り合った社長
恩を受けた人たちにはきっちり感謝してるし
この人はほんとに「筋」が通ってる

人に感謝する事も、人を恨む事も、堂々とできるだけの実力もあるし努力もしてる

今まで山里さんはセンスだけでやってきた人やと思ってた
詳しく知らなかったしなにより
僕が人生で初めてみたM-1が2004やったから

当時小学生やった僕が母親と弟と一緒に見てて
結果発表前に母親に「誰が優勝すると思う？」って聞かれて「南海キャンディーズ」って言ったのをはっきり覚えてる

そんな幼い頃から天才的やった人間が、あの後もひたすらにストイックにやってきた感動が凄かった

あんなに天才なのに

芸人の熱い話もほんとに感動した
しずちゃんが「もう一度決勝の舞台に立ちたかった」って言った話で、涙腺崩壊
今更南海キャンディーズのファンになった

こうして毎年、ドラマが生まれていく
それを見れるだけでも幸せやわ
お笑い好きになって良かった

他の芸人さんもこんな本出して欲しいなー
#南海キャンディーズ #山里亮太 #天才はあきらめた #お笑い