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次世代のマネージャーの姿はコレだ!

今日のテーマは上司と部下の関係性について

はっきり言って「報・連・相 」なんて言っている組織や上司がいたら、
もうその組織は崩壊の一途を辿っています。

部下は上司を良く観察していて、
結局のところめんどくさい仕事は全部部下に降りてくるって予想をしています。

本音は「この上司に報告して何の意味があるの?」って思っているが、
報告しろって言われたことにいちいち反論している場合でもなく。。。

次世代のマネージャーは知的であるべき
イケイケの営業会社で14年間もいると色んな上司や考え方を見てきたわけで、ほとんどの人間に共通して言えることは「自分はこうやって数字上げてきたから」という自慢話。

「も~え~って・・・」

それは時代も違うし業界も環境も違う。
それなのに「やり方」について過去の栄光にしがみつくことだけがいきがいである。

そんな上司たちを観察してきて思った結論は”知的ではない”ということ。

・部下や周囲を納得させられないから威圧的に怒りをぶちまける
 →それは単なる説得力がないだけなのに・・・。

・同じ”やり方(手法)にこだわり、それだけが全ての答えだと言う
 →目的や本質はどこにも出てこない・・・。

・否定的な意見を排除し、自分の意見だけを押し通す。
 →最初から部下を信頼していない見下し方・・・。

そもそも会社や組織は人が作っているわけで、
人に”上”も”下”も存在しないはずだが、どうも会社組織と言う枠組みの中ではその上下関係が成立してしまう。

しかしどんなに過去であれ運が良かっただけであっても、
役職という肩書は変わることなく、人間的に能力は下の下だったとしても役職という肩書が本来の人間関係には存在しうるはずのない上下関係を生み出していく。

本来、肩書なんてものが無くても「この人についていきたい」「この人に教えてもらいたい」というものがあれば人はリスペクトと共にパートナーシップを組むことができるはず。

知的なマネージャーには誰でもなれる。
結論、知的なマネージャーは誰でもなれます。

・ 嬉しい時に喜び
・ イライラした時に怒り
・ 哀しい時に涙を流し
・ 楽しい時に笑う

マネージャーだから〇〇してはいけない。なんてことを思っている人がいたら大間違いなわけで、その時点で誰かと比べ上下を意識することを無意識的にしています。

よく話を聞くのは、
「この情報は一般メンバーにはまだ伝えるのは止めておこう」なんて話をよく耳にするのですが、全然意味が分かりません。

特にネガティブな情報であればあるほどこの傾向の話が出てくるのですが、
ネガティブな情報であればあるほど早急に報告を求めるのはマネージャーの方では?と思うほど。

モチベーションが下がるなどの観点での配慮からくることなのだと思うが、
ネガティブな情報であればあるほど”ウワサ”が回るのは早いわけで。
結果的にマネージャーへの信頼度を下げている行為にしか見えないのに。。。

メンバーと共にポジティブなこともネガティブな情報も共有し、
「一緒にどうクリアしていくのか?」ということに頭を使うことに尽力するべきなのです。

さいごに
明日からできることは部下を”メンバー”という表現に変えてみたらどうでしょうか?
組織があるのは1人では達成できないことをそれぞれの役割を全うして達成していくためのある意味手段です。
同じ目標を達成していく上で、上下関係よりも弱みを補完しあう関係であるメンバーという表現が最も適切なのだと思います。


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