見出し画像

最近お気に入りの写真集3選

おはようございます。irohaと申します。

今回のnoteは表題の通り、写真集紹介です。

また写真集を集めておりまして、最近お気に入りの写真集を3冊紹介していこう思います。


↓以前紹介したnote

①明星 川島小鳥

川島小鳥さんの「明星」という写真集です。
台湾で撮られた写真で、7割ポートレート3割スナップくらいの構成です。
表紙からもわかると思うのですが、この写真集はちょっと面白い形状になっています。

まず写真が良すぎますね。ポートレートもスナップもすごく写真が良い。
色味に関して言うと、彩度が高めで色に深みがある感じが、台湾の空気感を表してるようでとっても好きです。

ポートレートもスナップも、力が入ってなくて自然体、なのに、ものすごく良いところが大好きです。

台湾の人と街がめちゃくちゃ良い。
川島小鳥さんの写真の上手さをガツンと感じた一冊です。
形状も楽しめて、何度見ても飽きがこない写真集なので、ぜひ手にとってみてほしいです。


②おはようもしもしあいしてる 川島小鳥

また川島小鳥かよ、と言わないでください。
川島小鳥さんのスナップの写真集です。

個人的に、写真集読んで勉強になったって初めて思いました。街スナップする人におすすめしたい一冊。
とにかく視点が良い。劇的な写真はないけど、それが心地良い。地味良い写真とはこのことかぁ。

特筆すべきは一冊を通してのテンポ感ですね。音楽聞いてるみたいでした。

本を買ったときに、ちょうど写真集を作っていたので、レイアウトとか、テンポ感とかめちゃくちゃ参考にしました。

私もスナップのときの視点大事にしたいです。
あと、猫ちゃんの写真なんか多くてなんか嬉しいです。カワイイ。


③flowers 奥山由之

奥山由之さんのflowersという写真集。亡き祖母の家で撮影された写真で構成されています。

かなり重めの写真集。flowersという題のとおり、花の写真が多いのですが、ときどき差し込まれる、人が暮らしていた痕跡の写真が心に刺さります。
でも人は写っていなくて、あるのは痕跡だけなんですよね。

花は咲き誇っているけれど、花瓶に入れられているので、それももうすぐ枯れゆくもの。死にゆくもの。
写真としてはすごく綺麗で、だけど、生きているということと、死んでいなくなってしまうということがじわじわと伝わってきます。


以上です。長くなりましたが、最近オススメの3冊です。
どれも手に入りやすいものだと思うので、気になったらぜひ手にとっていただければと思います。


それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?