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届けたいと思う人に届く服

今年の春、同僚のエンジニアから「シャツを作りたいんです」という相談を受けたのです。
おや?衣服生産をしている会社にいるのに、これまで仲間が自分のプロダクトとして作りたいという話はそういえば聞いたことがないな…

すごく嬉しい!
他の誰でもなく、わたしに最初に聞いてくれたのも嬉しい!!
彼と仲間の作りたいものを、仕事として一緒に作っていけるのがいいな。
せっかくなので、いちユーザーとしてプラットフォームを使ってもらい、細かくヒアリングをすることに。

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「フィルムカメラを持って手ぶらで写真を撮りにいけるシャツ」

彼が作りたいと言っていたのはそんなシャツ。
デジタルが主流の中、フィルムカメラを持ってというのが好きな人にものすごく刺さるだろうし、機能によってはいろんな使い方が出来そう!

好みの生地や仕様をどんどん聞き取って、ここはこんな感じ、ここにこんなものをつけたい、サイズはこのくらいがよくて…写真や一番近いと思える実物見本をお借りしたりして、だんだんとデザインが形に…

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それで描いたのがこの絵型。
パターン作成をする為に細かなディティールを書き込んで、パタンナーが迷わず作れるように絵だけでは表現出来ない部分に注釈を入れたり、工夫を凝らして伝えていく。
縫製工場はこれだけでは縫えないので、パターンと生地、ボタンなどの資材を一式セットにして送り込み、サンプルを作ってもらう。

できた!
このアイテムは初回はクラウドファンディングを利用して届けたい人たちに向けて発信、数日でサクセスすることに成功〜!!!
届いたなぁ、嬉しいなぁ〜!
12/10まで受け付けているので、まだの方はぜひ◎

ちなみに学芸大学のmonoglamで12/9までPOP UP、このプロダクトを作った「中央線の民」のフィルム写真の展示があるので、併せてどうぞ。
生地を触ってみたい、サイズも実物を見てみたい!という方にとってもオススメ。
http://monogram.co.jp/gallery/

箱庭さんにも取り上げていただいて〜!嬉しい〜!
(箱庭さん、ファンです!)

ただの感想文になってしまったけど、この気持ちを記録しておきたかったの
こんなに嬉しい気持ちにさせてくれるアイテムを一緒に作らせてくれたエンジニアのたくみさん、中央線の民のみなさん、ありがとうございます!


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