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ありがとう、Canon EOS M100

初めて手にしたカメラであるCanonのEOS M100。
この度、手放すことを決めました。
約3年半使用した思い入れのあるカメラです。記録としてEOS M100についてこのnoteに書き綴っておこうと思います。

EOS M100を選んだ理由

そもそも当時、スマホでしか写真を撮っていなかった私がカメラに興味を持ったきっかけはカメラ好きな友人がミラーレス一眼で撮った写真です。その写真を見せてもらったとき、写りの良さに驚き、カメラに興味を持ち始めました。

「自分もミラーレス一眼で写真を撮ってみたい!」そんな思いでカメラ本体に加え標準ズームレンズと単焦点レンズがセットになったAPS-C機であるEOS M100のダブルレンズキットを購入しました。
様々なカメラがある中、EOS M100を購入した理由はざっくりと以下でしょうか。

・白くて小ぶりな見た目が気に入った
・気軽に持ち運べる重さ(標準レンズ装着時で約430g)
・ダブルレンズキットで比較的手を出しやすい価格(約6万円で購入)
・作例サイトに掲載されているCanonのカメラで撮った写真の色味が好みだった

当時はセンサーサイズの違いなどカメラの知識がなく、性能面は特に気にせず主に見た目と価格を重視して選びました。

EOS M100と共に過ごしたレンズたち

下記4本のレンズを装着して楽しみました。

①EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
②EF-M22mm F2 STM
③EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM
④EF-M32mm F1.4 STM

①②がキットレンズで③④がそれぞれ後から買い足した超広角ズームレンズと単焦点レンズです。
レンズ装着時の写真とそれぞれのレンズでの撮影写真を貼っておきます。
今でこそマニュアルモードで撮ることが増えましたが、ここでの写真のほとんどはマニュアルモードを使っていない時期のものです。オートモードでカメラに任せて撮っています。

①EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM

レンズのシルバーとボディの白との相性が◎。
カメラ購入当初は、主にこのレンズを着けて持ち歩いていました。

②EF-M22mm F2 STM
上記4つの中で一番薄いレンズでした。
スマホでは表現しにくいやさしいぼけ感に初めて使用したときは驚きました。
※こちらのレンズは既に売却したためレンズの写真は残っていません。

③EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM

風景をもっと引きで撮りたくなり購入したレンズです。
大きな建造物や風景全体の撮影に活躍しました。

④EF-M32mm F1.4 STM

②の単焦点レンズに物足りなさを感じてしまい購入。
写真を撮ることがより好きになるきっかけとなったレンズです。

なぜ手放すことにしたのか

カメラを購入してしばらくの間は「スマホよりきれいに撮れればOK」という感じでした。
ところが、ここ1年くらいで「暗いところでももっときれいに撮りたい」「解像感がもっとほしい」……といった具合に、カメラに求める性能が高まってきました。周りにフルサイズミラーレス一眼を持っていた人が何人かおり、彼、彼女らの写真を見ているとカメラの性能によって表現の幅がもっと広がることも実感しました。

そして、今年の春にフルサイズミラーレス一眼を購入。
EOS M100との2台持ちも検討しましたが、使い分けができず今はもっぱらフルサイズミラーレス一眼を使用している状況によりEOS M100を手放す結論に至りました。

写真の楽しさを教えてくれたカメラ

結果的にAPS-C機であるEOS M100からフルサイズミラーレス一眼に乗り換えた訳ですが、初めてのカメラがEOS M100で良かったなと思っています。
気軽に持ち出せるカメラで出かけの際は気構えずにパシャパシャとシャッターを切ることができ、純粋に写真を撮る楽しさを体験できました。
また、EOS M100を購入する前はこれといった趣味がなかったのですが、EOS M100を使っていくにつれて写真を撮るという行為の深みにはまり、趣味は「写真を撮ることです」と断言できるまでになりました。

これからは出かけの際の撮影に加え、いつか納得がいくちょっとした作品のようなものも撮れるようにもなるといいな。

写真の世界を知る入り口となったEOS M100についての文章でした。

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